好きなことを副業に。スモールビジネスに必要な「考え方」とは?
さて前回は、「働く時間を減らすためにITを最大限活用しよう」という話をしました。
今回は仕事の内容について、【好き】を仕事にするのはどうすればいいのか、どんなこともビジネスにできるビジネス脳を持つ方法、です。
私は基本的に得意なこと、好きなことを仕事として持っておくといいと思っています。手前味噌ですが、好きこそものの上手なれ、だからです。
それができない立場だとしても、世の中の流れとして副業はどんどん勧められてますし、 本業+好きなことを仕事にした副業、のあわせ技をやるのもいいですね。
ビジネスは大きく分けて
2通りしかない
本業としての仕事でなくとも、スモールビジネスは全員に持っていてほしいものです。月に使えるお金がもう2〜3万円くらい欲しい、そんな人にスモールビジネスは特にオススメです。
ただ「ビジネスなんてそんな簡単に思いつかないよ」とよく相談されます。ビジネスのタネは、コツさえ掴めばどこにでもあるもので、いくらでも持ってこれるんですね。ビジネスは大きく分けると、実は2通りしかないんです。
「マイナスを0、あるいはプラスにするか、0をプラスにするか」
マイナスをプラスにするには、緊急性のある悩みというマイナスを解決して、明るい未来を 見せることで、悩みがプラスに転換する、ということです。
たとえば、歯が痛くて歯医者にいくのは「マイナス→0」にしてますよね。 0をプラスにするのは、いま特に悩んでないけどもっと良くなる、もっと良い気持ちになる、ということです。
たとえばディズニーランドは、なにかに深く悩んでいるわけじゃないけど、夢の世界に行けるというプラスがあります。
ビジネスは、実はこの2つだけなんです。
最初から何十万、何百万も
かける必要はない
初めてスモールビジネスに取り組むのであれば「マイナスを0にする」ほうがオススメです。
「悩みを書き出す or 友達に聞く→解決する」ができれば、とりあえずビジネスになります。
あとは、ほんとにそれでいいのか、できるだけ費用をかけずに実際にやってみて、小さくテストを重ねます。自信がなければ、最初は赤字覚悟の金額でスタートして、反応が良かっ たら、需要と供給のバランスが取れるようになるまで値段をあげていく。
1円でも売上が出れば、それが始まりです。
ビジネスにするとはいっても、初期投資で何十万、何百万もかける必要はなくて、例えば私の場合、自分の得意・好きなジャンルをテーマにしたセミナーを時々やっていますが、新しく始めるセミナーなら会場代さえ払えばできちゃいますよね。会場は探せば、 都内でも無料で貸し出してくれるところもあります。
何が売れるかなんてわからない
テストの回数は多いほうがいい
スモールビジネスで大事なことは、最初に考えたアイデアは改良していくことを前提に、 早く試すことです。価値観が多様化した今、何が売れるのかはやってみないとわからないことが、ほとんどです。つまり、テストをした数が多ければ多いほどいいんです。
逆にやりたいことがありすぎる場合は、絞る必要があります。どれにするのかは、それらを並べてみて、
情熱がどれくらいあるか
×
どれくらいの人が求めているか
×
どれくらい得意か
をそれぞれ10点満点で計算して、3つを掛けてみてください。その中で一番高いものを選びます。
これはどんなビジネスをするのにも使える方程式ですが、スモールビジネスの場合「どれくらい得意か」あるいは「情熱がどれくらいあるか」を最優先で考えることができます。
よく、得意・好きなことだけではビジネスにはならないと言われますが、それは市場の大きさの問題で、スモールビジネス程度であればどんな分野でも成り立ちます。
得意なことがない人は「どれくらいの人が求めているか」を重視して考えてみるといいでしょう。
仕事が心から楽しくなる
「ビジネス脳」
スモールビジネスを作れるようになると、収入をコントロールできるようになります。
スモールビジネスの良いところは、2つあります。まず、やればやるだけどんどんスモールビジネスの数を増やしていけます。次に、1つのスモールビジネスを一度作りあげると、 あとは手入れする程度なので、かける時間も減ります。
さらにスモールビジネスとはいっても、自分が使える時間がたくさんあればマーケティング、経営、セールスなどを学んで、本業にしていくこともできます。この場合は、どれくらいの人が求めているか、が少なすぎると限界がありますが。
どんなこともビジネスにできる「ビジネス脳」を持てれば、得意・好きなことを仕事にするわけなので、仕事をすることが心から楽しくなりますし、本業でも活きてきます。
ビジネス脳を持つために、どの分野でやっていくのかジャンルを決めて、その分野で悩みを解決してあげてください。
それがスモールビジネスを作れるようになる、最初の一歩になります。
スモールビジネスの作り方について、もっと詳しく学びたい方がいましたら、こういったネットには書いていない、実践的な情報が集まるオンラインサロンを運営しているので、興味 があればぜひ一度のぞいてみてください。