昇進させたいと思える部下、9つの共通点。

与えられたタスクをこなし、経験さえ積んでいれば自然と昇給、なんて話は今は昔。マーケティング会社HubSpotの共同創始者であるDharmesh Shah氏は、今時、全く別の観点から、部下を昇進させるべきかを見極めているのだとか。

Inc.」のJeff Hadenがまとめたのは、Shah氏がその基準として重視する9つの特徴。もちろんこれ、アメリカのお話。だけど、自分に置き換えてみたとき、いくつできてる?

01.
孤高の存在ではなく、
チームプレーヤーになる

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自己中心的な考えのもと動いてしまうと、なかなか上手くいかずじまい、なんてことありませんか?個々の実力は、いいチームワークがあってこそ発揮されるものなのです。

たとえばバスケットボールを例としましょう。
正確なパスを投げたり、ディフェンスをしたり、ボールをブロックできる体制を整えたり…。スコアには反映されないその細やかな動きこそが、実はチームメートのパフォーマンスにさらなる磨きをかけてくれるのです。

それなら慕われるリーダーとは、部下が目標を達成するために必要なツールやトレーニング、それから働きやすい環境を与えられる人。

評価の高い会社を見てましょう。彼らは必ず顧客を第一に考えます。顧客を大切にすることこそが、ウィンウィンの状況を導くと知っているからです。自分のことしか考えていない社員とは、いつか独り身になります。周りの手助けをすることは地味な作業かもしれませんが、そのアシストを見ている人さえいれば、ちゃんと評価されるはず。

02.
傲慢にならず
謙虚でいること

傲慢な人は、わかりやすくいえば知ったかぶりをする人間です。反対に、謙虚な人は学ぶ姿勢を持ち、質問を聞いたり、助けを求めるもの。それから彼らには、「全部ひとりでやった」なんて考えは頭をよぎりません。多少負担が大きかったとしても、周りのサポートがあってこそ物事とは達成できるものだと心得ているからです。

さらに、いくら地味な仕事でも引き受けちゃうのが謙虚な人の特徴。彼らは「自分の価値に見合った業務」なんてないと理解しているのです。成功する・しないは、高みを目指せるかどうかにあるのではなく、どんなに地味な作業でも誠意を持って取り組めるかどうかにかかっているのです。

03.
ポジティブさ第一主義

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楽観主義者は周りにエネルギーを振りまくことが得意で、悲観主義者は基本的に周りからエネルギーを吸い取ることを得意とします。

楽観主義者は、上手くいく方法を導くためにリスクを担い、とにかく行動を起こすことを重視するため、昇給に関しても決して「待ち」の体制ではなく、一生懸命働けば結果がついてくる、というマインドを持っているのです。反対に悲観主義者は、失敗を恐れるため、なかなか最初の一歩が踏み出せないまま。

肝心なのは、ポジティブ精神はシェアするごとにより多くの人が持てるものだ、と理解することかもしれません。

04.
プランや企画で満足せず
それを行動に移す

計画を練ることはとても大事なこと。ですが、未だに実行されていない戦略がいくつあることでしょうか。

アイディアを練り、ストラテジーと業務計画を立て、実行する。うまくいかなかったことをもとに修正を加え、再び実行。優秀な部下とはこのサイクルを繰り返し遂行できる人です。

彼らは、論理上の発見では満たされず、実行に移して生まれた発見を重視します。成功への第一歩はストラテジーを立てることから始まりますが、実行なしでは真の成功には辿り着けないことを忘れずに。つまり「行動に移せるかどうか」は、優秀な部下であるかを見極める大事な決め手なのです。

05.
じっくり時間をかけて
周りの信頼を得る

真のリーダーシップとは、1日やそこらでは枯れないもの。本物のリーダーとは、常に刺激的で、周りのモチベーションを持ち上げるのも、周りのいいところを引き出すのも非常に得意。だから考えを強要せずとも、自然と部下がついてくるわけです。

信頼さえうまく築ければ、優秀な部下がついてまわるので心配無用。そのひとつの理由として、「部下」という感覚よりも「一緒に前進している」という感覚のほうが強いことが大きく関係していると言えるでしょう。

敬意や信用を得ることは、1日ではなかなか果たせないこと。だからいい部下とは、ロングタームで努力を尽くします。そうしているうちに、会社になくてはならない存在へと昇格しているはず。

06.
指示がなくても
能動的に動く

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みんなに好かれる部下の特徴といえば、ボランティア精神が旺盛なタイプ。業務外のことにわざわざ時間を割いたり、指示される前に責任を請け負ったり、言われなくても自分の部下のトレーニングに力を入れたり。つまり、彼らはサポートが必要なところに率先的に助け舟を出せる人なのです。

リーダーを目指すのであれば、指示を待たず、能動的に動ける人でないといけません。この積極性こそがリーダーに必要な素質なのです。

質の高い商品を開発することでより大きな収益を得ることができるように、見返りを求めず一生懸命働くことで起業家が成功を収めるように、求められているもの以上の結果を出すことができて、ようやく昇格とは手に入れられるもの。

頼まれるまで待っている受動的なタイプは、結果を出す前に報酬を求めがち。ですが、ボランティア精神が旺盛な人にとっては、行動のみ。だからキャリアアップへの道も、おそらく時間の問題でしょう。

07.
利己的に考えず
感情に敏感でいる

自分の習性を把握できている人ほど、思いやりに厚く、人の弱さも受け入れられるため、周りをうまくサポートできるもの。

無視されたり、見下されることの辛さを味わってきたからこそ、優しさを持って接することができたり。失敗するときの絶望を味わっているから、周りが目標を達成できるよう可能な限り手を貸せるものです。

様々な経験が呼び起こした感情を味わってきた人ほど、チーム・組織・顧客が求めるベストを導くことができます。あなたが今どんな地位を持っていようと、様々な経験を通して感じた感情と向き合う力は必ず磨いておくべきです。

08.
フォーマットに固執せず
「順応力」を磨く

高成長企業ならなおさら、目まぐるしく物事が変動するはず。そこで変化を嫌ったり、成長のスピードを減速させたいと思ってしまうタイプは、順応性にあまり長けていないタイプ。

もちろんガイドラインや事業ポリシーに沿って動けるかどうかは、企業を円滑に回すのに重要な点です。ですが、これは誰もができて当たり前のこと。周りと差を出すためには、変化に逆らわない柔軟さが必要とされます。

優秀な部下とは、躊躇せず、新たなチャレンジにどんどん飛び込んでいけるタイプ。特に高成長企業では、変わっていく環境に順応できる人が必要とされるため、順応性が高ければ高いほど昇格は手に入れやすいでしょう。柔軟性を持って動くことができてこそ、さらなる前進が望めるのです。

09.
周りが何かを学べる
環境を生み出す

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本来知識とは、溜め込むものではなく、共有するもの。ならば生徒の出席日数にしか目がない“無断欠席生徒補導員”ではなく、学ぶ環境を与える“教師”になることを志しましょう。

それに、無断欠席生徒補導員は、「これをしろ」「あれをするな」「ここに行け」「あそこへ行くな」などと指示を出してばかり。ですが、教師とはどちらかといえば人に経験や知恵、そして価値観など、思うままに使えるツールを提供できる存在。これは、自分と協力しているチーム作りの第一歩なのでは?

そもそもチームを作り上げることができる存在とは、稀で貴重なもの。彼らこそが、周りを前進させる力を持っている人たちなのです。

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