「Google」がアメリカとヨーロッパを結ぶ海底ケーブルを敷設予定
「Google」が先日、米国ニューヨークと英国のブード、スペインのビルバオの3拠点を結ぶ新しい海底ケーブルを建設する計画を発表した。
元・アメリカ海軍にして計算機科学者、そしてプログラミング言語「COBOL」を開発してコンピュータの発展に大きく貢献した偉人の名前から「Grace Hopper」と名付けられたこのケーブル。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、インターネット回線の需要増加に拍車がかかっており、このケーブルの敷設によってより信頼性の高いインターネット接続を構築することが目的のようだ。
ケーブルの敷設はGoogleにとって4回目になるというが、これはスペインへと接続する初のケーブルであり、また英国へつながる初の民間海底ケーブルであるとのこと。
また、近い将来、マドリードにて新しいGoogle Cloudのリージョン(データセンターの拠点)の立ち上げも計画しているようで、自国とスペインを結ぶことにはそのような意味もあるらしい。
完成は2022年を予定しており、イギリスやスペインを通じてほかのヨーロッパ諸国へも接続されるとのことだ。
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