Google マップ、エコなルートを表示してくれるように【ヨーロッパ】
9月7日、「Google」がヨーロッパの約40ヶ国において、ユーザーがGoogle マップを使用した際に「Eco-friendly routing(エコなルート)」を表示するように機能をアップデートした。
すでにアメリカとカナダ、ドイツで同じ機能をローンチしていたため、それを拡大したかたちとなる。
「エコなルート」とは、想像の通り、他のルートと比較して温室効果ガスの排出量が少ないルートのこと。目的地までの時間は必ずしも最短で到着できるわけではないが、その分、環境に配慮できるというわけだ。
Googleによれば、アメリカとカナダでこの機能をローンチしてから、50万トン以上の二酸化炭素排出量の削減に貢献しているとのこと。これはガソリン車10万台の排出量に相当するのだとか。
また、近日中にGoogleは、ガソリン車とディーゼル車、ハイブリッド車、EVなどの車の種類に応じた「エコなルート」を表示できる機能をローンチ予定とのこと。
豊かな自然を次世代に引き継ぐためには、一人ひとりが環境負荷を意識する必要がある。こうしたGoogle マップの機能があれば、誰もが簡単にエコな選択肢を選べるため、非常に大きなインパクトを生み出すのではないだろうか?
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