「Googleマップ」最新AI技術で事故を減らす!

「グーグル」は、先日開催された開発者向けイベント「Google I/O」にて、「Googleマップ」における5つの新たなアップデートを発表。

新たなAI技術を用いて搭載される予定の新機能のなかで、ルート案内時に“急ブレーキの可能性”を考慮するようになる機能が注目を集めているようだ。

同社は、蓄積するナビゲーションのノウハウを用いて、急ブレーキをかける原因になる状況を分析。

今後は、最短ルートにいくつかの選択肢がある場合、急ブレーキをかける可能性がもっとも低いルートを優先的に提案するようになる。

試算によれば、この機能の搭載で、毎年1億件の急ブレーキを減らす可能性があるとのこと。

そのほか、歩行者向けのライブビュー機能が強化されたり、一部都市において、マップに横断歩道歩行スペースなどが表示されるように。

また、とくに混雑するエリアが表示されることで、人混みに悩まされることなく街を歩くことが可能になったり、マップが時間帯に合わせたスポットが表示(たとえば、朝の時間にはカフェが目立つようになったり)されるなど、かなり嬉しい機能が追加されるようだ。

詳しい日程は明らかにされていないが、今後数ヵ月以内に、iPhoneとAndroidにおいてグローバル展開されるようなので、そのときを楽しみに待つとしよう。

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