宇宙から、地球外文明の存在を期待させる「強い信号」が検知されていた!

地球から遠く離れた深宇宙。その探査研究情報をまとめているポール・ギルスター氏は、自身が運営しているwebサイト「Centauri Dreams」で、宇宙から「強い信号」が検知されたことを紹介。

もしかしたら、地球外の文明が存在するかもしれないーーなんて言われていますが、そんなことってありえるのでしょうか?

宇宙人からのメッセージ!

2015年5月15日、イタリア・トリノ大学の天文学者チームは、ロシアにある電波望遠鏡RATAN-600によって、恒星「HD 164595」の方角から強い信号を検知しました。

地球から95光年離れた恒星系には、「HD 164595 b」という海王星ほどの大きさの惑星が存在していることがわかっています。

The Guardian」によれば、一年以上経って結果が発表されることになった理由は、過去のデータを遡って確認していたことから。さらなる議論は、2016年9月27日にメキシコで開催される第67回国際宇宙会議(IAC)で、「地球外知的生命体探査(SETI)」の会議の一環として行われます。

ギルスター氏は調査する価値が十分にある興味深い現象だとしていますが、本人も書いている通り、そう主張している科学者はいまのところ存在していない模様。しかし、万が一を考えると、いろいろな想像が膨らむのは事実です。

文明があるとすれば、
地球よりも高度。

天文学者たちは、信号の強さを「カルダシェフの定義」によって分類。これは、宇宙で文明レベルを計る基準として提唱されたもの。

現在の地球は、惑星規模のエネルギーを使いこなす「タイプⅠ」にも及びませんが、今回の信号はその効果をある程度集中させる指向性の信号だった場合「タイプⅠ」、無指向性だった場合、恒星規模(太陽と同じレベル)のエネルギーを使いこなすほど高度な文明が存在していることを意味します。

地球からの信号を、
誤認識している可能性が高い!

単なるノイズだという声や、地球から発信されたものではないかという見方が多いのはもちろんのこと。

カリフォルニア大学バークレー校の天文学者エリック・コーペラ氏は、「自然発生した一過性の現象と見分けがつかない」との見解を「SETI at HOME」のメッセージボードに投稿。

8月30日には、ロシア科学アカデミーの特別天体物理観測所(SAO RAS)が、「地上から発せられた信号である可能性が最も高い」とのリリースを発表しました。

95光年先の惑星に、
伝えたいことって?

誤検知がよくあるとは知られているものの、知的生命体が何か信号を送ってきたと想像を巡らせると夢がある話。95光年先にある地球に伝えたいことがあったとしたら、一体どんな内容なのでしょうか。

RATAN-600のリサーチャー達は「HD164595」の常時監視を始めるよう、月末に開催されるSETIの会議で呼びかける予定です。

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