南極の氷河が崩壊の危機。数メートルの海面上昇もあり得る!?

9月5日、学術雑誌『Nature Geoscience』に地球温暖化によってスウェイツ氷河の海面下の基礎部分が減退していると述べる論文が掲載された。

もしも氷河が崩壊すれば、数メートルの海面上昇もあり得るという。

そもそもスウェイツ氷河は、その崩壊の可能性や世界的な海面上昇を引き起こす可能性が高いことから「ドゥームズデー(地球最後の日)氷河」と呼ばれたりもする。そしてこの氷河、大きさはフロリダ州の規模を上回る。

そんな「ドゥームズデー氷河」の崩壊は年を重ねるごとに増しており、近いうちに大きな変化が起きる可能性があると研究者は指摘している。「まさに指の爪の先だけで持ちこたえている」ようだ。

もしも海面上昇が起きたとしたら、たくさんの人が気候難民となってしまう……。そのためにも自然災害に備えておくことは非常に重要だと言えるだろう。

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