もしも、NYの街が水没したら…

誰もいないニューヨークの街が、水に浸かっている。

これは、地球温暖化の進行により、NYが街ごと浸水してしまった場合をシミュレーションした映像だ。もちろんこれはCGなのだが、本当に想像だけの話なのだろうか?

2080年
街はどうなるのか?

地球の気温は、年々上がり続けている。このままだと、2080年には海面が5~9メートル上昇する、という試算もある。

また地球温暖化は、異常気象を引き起こす原因にもなる。近年世界各地を襲っている超大型のハリケーンがNYを直撃すれば、この映像は簡単に「現実のもの」となりうるだろう。

つまりただの想像ではなく、本当に起きるかもしれない事態なのだ。

映像の最後はフランスの小説家、Victor Hugoの言葉で締めくくられている。

「人が自然の声に耳を傾けないのは、悲しいことだ」

100年後には、この映像が現実のものとなるかもしれないし、こんな世界は訪れないかもしれない。それを決めるのは、私たちの行動次第だ。

Licensed material used with permission by Claire&Max
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。