ウィーンの新しい「IKEA」は、まるで棚みたい!カフェもテラスもあっておしゃれ……

オーストリアのウィーンに昨年新しくオープンした「イケア(IKEA)」。その店舗デザインは"棚"のようで、まるでお店自体が1つの家具のようだ……。

©querkraft architekten

建築を手がけたのは、ウィーンを拠点としている建築設計事務所の「Querkraft Architekten」

このイケア、じつはただの家具店ではない。なんと、上2フロア分は「Jo&Joe hostel」という宿泊施設で、屋上は誰でも利用できる緑豊かなオープンテラス

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施設内にはカフェも併設されていて、のんびりくつろげる。まさに都市型店舗だと言える——。

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また、環境にやさしい点にも注目したい。

160本もの樹木が建物を彩り、冷却加湿の効果が見込め、"天然のエアコン"が施設内を快適な空間にしているわけだ。

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加えて、このイケアにはなんと駐車場がない。電車でアクセスできるよう、「Westbahnhof(ウィーン西駅)」の近くに建てられているからだ。

配達には電気トラックカーゴバイクが使われるから、排気ガスは放出されない。実際、「この店舗ができたおかげで、年間35万台分に相当する車の移動を削減できた」と同店は報告している。

© ikeawienwestbahnhof/Instagram

この店舗を建設するうえでのテーマは、"We want to be a good neighbour(よい隣人でありたい)"

言葉の通り、ウィーンの人たちに親しまれているようだ。

© IKEAAustria/YouTube
Top image: © querkraft architekten
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