土屋鞄が「革製品のリユース事業」をスタート!
「土屋鞄製造所」が、古くなった同ブランドの革製バッグを無料で引き取り、修理&再販売するリユース事業を6月からスタートすると発表した。
これは、革製品をより長く使い続けてもらえる環境づくりプロジェクト「CRAFTCRAFTS(クラフトクラフツ)」の一環。
第1回目となる今回は、国内14店舗および配送にて6月1日〜30日の期間で引き取りを実施。
そして、リユース専門の職人が製品の状態に応じてクリーニングや保革、補色といったメンテナンスのほか、内装の張り替えや破損パーツの交換、糸のほつれ直しなどをおこなう。
そうして新しく生まれ変わったバッグを、9〜10月を目処に店頭で限定販売するそうだ。
©土屋鞄製造所
ちなみに、今回の事業化に向けてテストマーケティングを実施したところ、目標に掲げていた100点を大きく上回る580点のバッグが約1ヶ月間で集まったそう。
メンテナンス・修理ののち再販売された商品について、ユーザーの声を紹介しよう。
「状態がとてもきれいで驚いた」
「いい“味わい”が出た状態のバッグを購入できてうれしい」
メンテナンス・修理ののち再販された商品を手にしたユーザーの評価も上々のようだ。
©土屋鞄製造所
©土屋鞄製造所
©土屋鞄製造所
今回はバッグのみだが、来年以降は対象製品を財布やキーケースといった小物にも広げていく計画。引き取り&販売の期間や、販売店舗の拡大も検討していくとのことだ。
次の人にバトンタッチするだけでなく、手仕事をできるだけ長く、ひとりでも多くの人の手をわたることでいつまでも大切にする。その想いを共感できる人たちには魅力的なサービスと言えるだろう。
詳しくは、下記ウェブサイトから。
『土屋鞄製造所』
【オンラインショップ】https://tsuchiya-kaban.jp/pages/re-use
Top image: © 土屋鞄製造所