土屋鞄から、意外な素材を使ったニューモデルが登場!【6/9〜展示スタート】
革製品を手がける「土屋鞄製造所」は、アメリカのバイオテック企業「Bolt Threads(ボルト・スレッズ)」とタッグを組んで、新たなものづくりの領域へと進出した。
従来のレザーの代わりに、なんとキノコを使うんだそう——。
新素材に使われるのは、「Bolt Threads」が開発した「Mylo™(マイロ)」というもの。
©土屋鞄製造所
これ、キノコの菌糸体から作られるレザー代替素材らしい。風合いや質感は上質で、まるで本物の革のように感じられるとのこと。
また、安定供給が期待できるところも「Mylo™(マイロ)」の魅力なんだとか。
なんと、水・空気・マルチング材という培地の表面を覆うものだけで育てられるらしい。しかも、2週間弱と短い周期で生育が可能とのこと。
土屋鞄のミッションである「時を超えて愛される価値をつくる」に、見事マッチしているというわけだ。
ちなみに、現在は以下6つのプロトタイプを開発中とのこと。
【ハンディLファスナー】
©土屋鞄製造所
【ランドセル】
©土屋鞄製造所
【スクエアバッグ】
©土屋鞄製造所
【スリムケース】
©土屋鞄製造所
【バックパック ミディアム】
©土屋鞄製造所
【ウォレットバッグ】
©土屋鞄製造所
「ハンディファスナーL」は、年内の発売を予定しているそうだ。
また、6つのプロトタイプは土屋鞄の渋谷店にて、期間限定で展示されるらしい。
©土屋鞄製造所
実際に手に取って質感や風合いをチェックできるから、日本の職人技とアメリカの最先端技術が生み出した結晶をぜひ体感してみてはいかが?
【プロトタイプ6型展示会】
期間:6月9日(木)〜6月30日(木)
場所:土屋鞄製造所 渋谷店
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア11F
時間:10時〜21時
Top image: © 土屋鞄製造所