変人急募。一休の「安定感」をぶっ壊してくれませんか？【第1回採用イベント開催】

ホテル・レストラン予約サイトを運営する『株式会社 一休』は大変な成長企業だ。2016年にYahoo!グループの一員となり、その基盤はますます盤石、これから未来に向けて抜群の安定感を見せそうな気配と言える。

そしてそれを裏付けるように、現社員の満足度調査でも「ほぼ100％」という驚異的な数字が現れている。「安定感がある、堅実な企業」、それが世間が抱く一休のイメージだろう。予約サイトという、正確さと堅実さが求められるサービスを提供している企業として、それは一見正しい方向に進んでいるように見える。

しかし、人事を担当する執行役員 CHRO 植村弘子さんは危惧を抱いているという。

CHROの植村さん

一休がめざしているものとイメージが激しくかけ離れている。満足度100％？安定感？そんなものはもういりません。とにかく今の一休の「安定感」をぶっ壊したいんです。

 未来を見据えるがゆえに、今の安定感を壊す。それはいわゆるディスラプションというやつだろう。植村さんによれば、ディスラプトするために一休に足りていないものは「変人」だ。

うちには今、変人が足りないんです。一休が求めてる「変人」っていうのは、変化を起こせる人。変化を楽しめる人。変化の「種」になる個性を持っている人。別に単に変な人っていうことじゃないですよ（笑）

なぜ、変人が必要なのか。それは堅実なだけ、現状に満足しているだけの集団では絶対に成し遂げることができない未来があるからだ。

例えばレストランの予約、世の中的に、現状ウェブサイト経由での予約はたったの2％。言い換えればそれは98％の可能性がまだ手付かずということ。これにビジネスの面白みを見出せなくてなんのための企業ですか。現状に満足して安定している場合じゃないんです。

その可能性にチャレンジする気概と能力がある人間が「変人」というわけだ。加えて言えば、インターネット業界では、一人の人間が影響を及ぼせる範囲が大きい。教科書的な考え方をしない「変人」たちは、インターネット企業をグロースさせるには欠かせない存在なのだ。

※今イベントは募集を締切りました。

代表取締役社長の榊さん

もちろん、今の社員が全員「安定志向」なわけではない。

代表取締役社長の榊淳さんは、植村さんの言葉を借りれば「これまでのインターネット業界のイメージを覆す人、なんでもできる超人」。ビジネスを「ゲーム」と言い切る一方で、誰よりも顧客を喜ばせる事にこだわる人物だ。キャリア的にも異色で、ある社員によれば榊さんが一休にジョインした際、「この業界にもついにこんな人種が降臨した！」と思ったという。

CTOの伊藤さん

最近一休にジョインした執行役員 CTOの伊藤直也さんは、超優秀なエンジニアである一方でコミュニケーション力にも長けており、メディアにも引っ張りだこ、エンジニア界隈で知らない人はいないという有名人だ。

何を隠そう植村さん自身も、前職の食品会社時代、行きつけのカレー店の味に惚れ込み、店主を口説いてそれを自社で商品化してしまったという相当なバイタリティの持ち主である。

つまり、会社を引っ張るリーダーたちにはすでに際立った個性が集まっている。あとは、そのスピリットをフォローする、いや、対等に渡り合える現場の人たちなのだ。それこそが、今回このような採用イベントを実施するに至った理由である。

チーフデザイナーの松山さん

例えば、一休のUI/UXを手がけるチーフデザイナー・松山弘毅さんの場合。組織が大きくなるにつれて、チームで動くことの窮屈さ（スピード感や達成感が失われがちになる）を感じていた松山さんは、ある日リーダー合宿で組織の改編を会社幹部に直訴した。

その直談判を受けて榊さんは即日「CEO室」なるものを立ち上げ、松山さんはCEO室へ。社長直下というポジションを得た松山さんは現在、プロジェクト単位で自由にメンバーを選定し、会社にとって重要度の高いミッションに取り組む日々を送っているそうだ。

能力があればという前提ですが、そういうスピード感をもって動ける会社なんだということを知ってもらいたいし、実際にこれから入っていただく方がそういった状況になる可能性は大いにあるんです。

変人が求められている部署は多岐にわたる。営業、マーケティング、デザイナー、そして人事（変人である植村さんの右腕として強い組織を作っていく人間）においても。

植村さんは「同時多発的に変人を配し、その変人たちが企業文化を変えていってくれることに期待している」という。

※今イベントは募集を締切りました。

イベントには、転職活動を積極的に行っている人はもちろん、今辞める気はなくても、この記事を読んで何かを感じた人、自分は違うかもしれないけど、この話を聞かせたい人を連れてくるなど、気軽に足を踏み込んでもらえたら、というのが植村さんの願い。

おそらく、植村さん、伊藤さん、榊さんの話を聞き、彼らと直接対峙できるディスカッションに参加するだけでも、下手なセミナーに参加する以上の気づきが得られるはずだ。

これが一休変革の第一歩。その中心人物になるもよし、目撃者として立ち会うもよし。何かしらの形で興味を抱いた方は以下のボタンから参加表明をしてみてはいかがだろうか？

変人急募。一休の「安定感」をぶっ壊せ

日時：　2016年12月7日（水）19:00〜22:00
場所：　株式会社一休 オフィス5階Lounge　東京都港区赤坂3-3-3 住友生命赤坂ビル
参加費：無料
定員：　30名
プログラム：
18:30〜19:00｜受付
19:00〜19:40｜一休プレゼンテーション
　　　　　　　◎執行役員CHRO 植村弘子
　　　　　　　「なぜ、いま変人急募なのか？」
　　　　　　　◎執行役員CTO 伊藤直也
　　　　　　　「最近よく聞くAIって何だ? 一休にどう活用するか」
　　　　　　　◎代表取締役社長 榊淳
　　　　　　　「一休のビジネスがおもしろいワケ」

19:40〜19:50｜参加者自己紹介
19:50〜19:55｜チーム分け
19:55〜20:50｜DISCUSSION
20:50〜21:00｜休憩
21:00〜22:00｜懇親会（軽食、ドリンクあり）

※当選者の方には開催日の3日前までにご連絡させていただきます。
※当日、写真・映像撮影が入ります。参加者の皆様の映り込む可能性がございますが、ご了承ください。
※貴重品・手荷物は参加者各自の管理になります。
※ご当選者のみご参加いただけます。
※ドレスコードは特にございません。

※今イベントは募集を締切りました。