人生で一度は……「行ってみたい!」海外のお祭りランキング
神事とひもづき文化として紡がれてきた「お祭り」。日本各地にもさまざま伝統的な祭りがありますよね。もちろん、それは海外にも。
時季やテーマもさまざま、多種多様なお祭りが世界各地で開催されています。そうした世界のお祭りを「阪急交通社」が全国の男女607名を対象にアンケート調査を実施。「行ってみたい海外のお祭りランキング」をご紹介!
1位:
リオのカーニバル(ブラジル)
毎年2月〜3月頃に約1週間程度開催される「リオのカーニバル(Carnaval do Rio)」。華やかな衣装を着たダンサーたちがサンバなどのリズムに合わせて踊り、パレードを繰り広げる様子は“地上最大のショー”と呼ばれるほど。メイン会場のサンボードロモではサンバコンテストも。
2位:
ベネチアのカーニバル(イタリア)
“水の都”でおなじみ、ベネチアで毎年2月頃に約2週間にわたって開催される「ベネチアのカーニバル(Carnevale di Venezia)」。仮面やフェイスペインティングをした人たちが大勢集まり、舞踏会や水上パレードが繰り広げられます。
3位:
トマト祭り(スペイン)
みんなでトマトを投げ合い、全身トマトまみれになる「トマト祭り(La Tomatina)」。スペイン東部のバレンシア州にある小さな町・ブニョールで、毎年8月の最終水曜日に開催されます。起源は諸説あるものの、ケンカになった若者が相手にトマトを投げつけたことが有名。ちなみに、特別何かを祝うわけではないんだそう。
4位:
台湾ランタンフェスティバル(台湾)
毎年2月〜3月頃に約1ヵ月間おこなわれる「台湾ランタンフェスティバル(天燈節)」。旧正月をお祝いするお祭りで、毎年開催地やテーマが異なるんだそう。名前の通り、会場各地に飾られる無数のランタンが見どころ。さまざまなパフォーマンスやたくさんの屋台グルメも魅力。
5位:
オレンジ祭り(イタリア)
イタリア語では、「オレンジの戦い」を意味する「Battaglia delle arance」という名前で、毎年2月〜3月に数日間かけて開催される「オレンジ祭り(Battaglia delle arance)」。1200年頃にあったといわれる貴族と市民の戦いを、現代に伝えるお祭りだそうです。チームに分かれてオレンジを投げ合うって、当たったらトマトよりも痛そう。
6位:
ランタン祭り(ベトナム)
世界文化遺産にも登録されているベトナムの古都ホイアンで、毎月旧暦の14日に開かれる「ランタン祭り」。人工照明が落とされ、ランタンの灯りによって幻想的な雰囲気に包まれます。川では灯篭流しも体験できるそうですよ。
同率7位:
ミリタリータトゥー(イギリス)
スコットランドのエディンバラ城で毎年8月頃に約3週間開催される「ミリタリータトゥー(Military Tattoo)」。世界各国の軍楽隊が集まりパレードをする夏の音楽祭。伝統衣装に身を包んだ軍楽隊が整然と行進し、伝統楽器のバグパイプを鳴らすパフォーマンスは圧巻です。
同率7位:
死者の日(メキシコ)
メキシコで毎年11月1日・2日に祝われているのが「死者の日(Dia de muertos)」。死者の魂が一時的に戻ってくるとされ、大切な人を偲ぶお祭り。各家庭やレストラン、ホテルなどには、「オフレンダ」と呼ばれる祭壇が飾られます。ショーやパレードなど賑やかなイベントがメキシコシティやオアハカ、ハニツィオ島など国内各地で開かれます。
9位:
牛追い祭り(スペイン)
スペイン3大祭りのひとつ「サン・フェルミン祭(San Fermin)」。スペイン北東部の町パンプローナで、毎年7月6日〜7月14日に開催されます。赤いスカーフを巻いた参加者の先導で、牛が街中を通って闘牛場まで移動。牛追い以外に、聖フェルミンの行進、巨大人形のパレードなどのイベントも。
10位:
花パレード(オランダ)
オランダで毎年4月に1日だけ開催される「花パレード(Bloemencorso Zundert)」。チューリップやヒヤシンスなどの球根植物で飾られた山車が、ノールトウェイクからハーレムまで約40kmの道のりを巡ります。開催時期はちょうど国内各地でチューリップが満開になる頃。観光にもベストシーズンですね。