日本の駐輪場がハイテクで凄い!と、海外で話題に。たしかに思わず行ってみたくなる・・・

2016年の4月末。海外メディアが「これぞ高度文明だ」と紹介した日本の技術がありました。それはなんと「駐輪場」。

ハイテクな駐輪場って何?とも思いますが、動画を再生すればナルホド。改めて中の構造まで見ると、ビックリしますね。

話題になったのは、
地下埋込み型の駐輪場!

「Business Insider」が紹介した上の動画を見ると分かる通り、定位置に車両を設置して、ボタンをポチッと押すと、そのまま地下に吸い込まれていく仕組み。出庫するときは、専用のICカードをかざすだけの簡単操作。

これは、株式会社技研製作所が開発した「エコサイクル」という地下機械式の駐輪システムで、1998年に高知工科大学学生寮駐輪場に設置されてから利用可能エリアがどんどん拡大中。今では同様の地下駐車システム「エコパーク」とあわせて、日本全国で20箇所、50基も設置されているんですって。まさに知る人ぞ知るハイテク施設というわけ。

コレ1基で、
204台駐輪できる

ちなみに、駐車システムは1基で50台収容可能!

先に紹介したとおり、操作は子どもやお年寄りにとってもシンプルでカンタン。上の公式動画を見るとよくわかりますが、自転車に取り付けるICタグを読みこんで、車両を地下の密閉空間へと運び、ICカードで出庫操作を管理しているため、盗難やいたずら、風雨による損傷の心配がありません。入出庫にかかる時間は、自転車で最短約8秒、平均約13秒。自動車なら平均約25秒。

駐輪場自体が場所をとらないことは言うまでもありませんが、地上部の入出庫ブースも自由にデザインできるため、景観を損ねずに設置できます。一部には、電動アシスト自転車の充電を自動充電できる機能も。

駅前や大型ショッピングモールはもちろん、これからオフィスビルの前や観光地用にと増えていくかもしれません。暮らしているエリアによってなじみのない人もまだまだ多いかもしれませんが、ちょっと試してみたくなりますよね。どこにあるのか知りたいという人は、コチラからチェックしてみてね。

Licensed material used with permission by 株式会社 技研製作所
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。