たしかに「頭と自転車」は濡れない!あとは見た目だけ……
自転車が主な移動手段の自分にとって、雨の日ほど憂うつなものはありません。もちろん自転車専用のレインコートやポンチョもあるけれど、折りたたんだ後の置き場に困るのと、あと意外と湿気で蒸れるんですよね。アレ嫌いで。
じゃあ、これがイイ!かどうかは人それぞれですが、この「UNDER-COVER」という傘、自転車に乗る人ではなく、自転車そのものを雨水で濡れるのを防いでくれるというアイデア。
ポンチョと傘のいいとこどり
もう、見たまんま。
「UNDER-COVER」は、その設計図の通り、自転車と身体が濡れないことに重点を置いた新しい形の傘。基本的な構造は傘そのものですが、一部がポンチョに近い形になっていて、そこから首を通すことができるようです。
顔は思いっきり雨風に晒されますが、身体やハンドル、かごの荷物など、濡れて困るものはしっかり守ってくれる。
さっと開いて、パッとさして、カチッと自転車のフレームに固定。これだけ。
クリーンエネルギーの供給を目指すUNDER-COVERの開発者Thomas Schmidt氏。「燃料を使わない地球に優しい乗り物、それが自転車」だと、雨の日でも快適な運転の追求に長い年月をかけてきたと言います。多くのサイクリストにヒアリングするなかで、自転車防水用の傘の要望を聞き、形にしたのがこのUNDER-COVER。
使わないときでも、走行に支障をきたさないよう、シンプルに収納。
片手が傘でふさがってしまうことも、風によって傘があおられる心配もなさそう。手が濡れてかじかんだり、ハンドルが滑ってしまうことってよくありますよね。雨の日の安全って結構重要ですから。
詳細は以下の動画で。あとは見た目のアリなしの部分だけかな。
Photo by exergia
Licensed material used with permission by exergia