絶対に「転ばせない」自転車、完成
絶対にライダーを“転ばせない”自転車——。
ある意味、自転車の最終形態とも言えるそれが、ついに実現されたようだ。
開発したのは、中国の通信機器大手「ファーウェイ(HUAWEI)」で働くエンジニア。サイクリング中の転倒で怪我をおったことから、「倒れない自転車」のアイデアに至ったのだという。
ただ「倒れない」だけにあらず。この自転車には従来の自転車の概念を覆す、衝撃の機能が搭載されている。なんと自立し、自動で運転までしてくれる.......まさに“自転”。
高精度センサーに画像認識カメラ、さらにAIまで詰め込まれたこの自転車は、ペダルを漕がなくてもタイヤが回り、手でハンドルを切らなくても方向が変わる。挙げ句には、人が乗らなくても目的地へと進む。
これでも自転車?と首を傾げたくなる(オートバイじゃない?)まあ、自転はしているのだけども。(笑)
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わかる? 鉄柵の上でバランスを取る自転車。
センサーが左右のバランスを保つことで、倒れることなく進むことができ、このような極細の設置面でも抜群の安定性を保てるんだそう。ちなみに、機能の統率を行うAIは「HUAWEI」の技術によるもの。
超個人的な事故から、こんなに革新的なものが生まれるなんて。
禍を転じて福となす、とはこのこと。究極の自転車とも呼べるこちらは発売の予定などは公表されていないものの、新しい自転車の概念として注目を集めているそう。
「自ら漕ぐ」を「自動で漕ぐ」に変えたアイデアの勝利。ただ、自転車としての需要があるかは何とも言い難いところ。いずれにしても、これを機に自転車業界に新風が吹くかも?
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