安く海外旅行をしたい人へ。これが覚えておくべきコツです。

前回は格安旅の「宿の選び方について」書いたけれど、今回は航空券の取り方から始まる色々なポイントを。

先に断っておくと、バックパッカーなどの安旅好きなら、もう知ってるよ、実践してるよって人も多い項目だと思う。とはいえ、なかにはお金がないけど、節約してでもなんとか海外に行きたい!どうにかして日本を出たい!って思っている人もいるはず。

海外旅行の敷居が、今より少しだけ低くなるような、覚えておくべきコツをまとめました。

01.
航空会社はLINEで友達登録

特にLCC、ジェットスターやバニラエアは頻繁にセールをしてくれるから、友達登録をしてすぐに情報が入るようにしておくのがオススメ。

通知がたくさん来るんじゃない?と思うかもしれないけれど、無駄な情報はほとんどナシ。送られてくるのは主にセール情報で、だいたいが限定セール開始の数時間前。通知がこないと、すぐに見逃してしまうんです(LINE友達優待とも言える)。うまくセールを使いこなせば、往復1万以下で航空券が取れることも珍しくない!

02.
航空券が1番安いのは、出発の"20週前"

安いけれど、LCCは乗りたくないって人もきっといますよね。

航空券比較サイトのひとつである「skyscanner」が2016年に発表した調査ではこんな結果が。以下、こちらから引用です。

11都市への航空券の値段について、総合的には出発日から逆算し約5か月前(約20週前)に航空券を購入すると、約5.5~17.8%お得になることが分かりました。

 ちなみにこのページ、ブックマークしておくと便利かも。都市や時期によって、いつが1番お得なのかをすぐ調べられるので。

大手の航空会社を利用するなら、どれだけ上手にリサーチ出来るかが勝負ですよ。そのスキルがあるだけで、ずいぶんコスト削減につながります。

03.
「skyscanner」をうまく利用する

上でも出てきたけれど、数ある航空券比較サイトのうち1番使ってみてほしいのが『skyscanner』。バックパッカーをしていた時に、何度助けられたことか……。

Wi-Fiが弱くても比較的サクサク動いてくれたり、検索してからカード払いまでの手順がシンプルで簡単だったり、推したいポイントはたくさんあります。だけど1番は、「すべての場所を検索」出来る機能があること。

どういう意味?って質問にお答えすると、選択した期間内で1番安く渡航出来る国を、全世界から検索して安い場所順に出してくれるんです。おまけに、期間がキッチリ決まっていない場合は、1ヶ月丸々選んで、安い日順にも並べてくれる。安ければいつでもOK!って人は、<最安値の月>をポチッ。

燃油サーチャージや出入国税など、最初から全てを含んだ金額で表示されます。支払い画面に行ったら、金額がだいぶ上がってた…ってありがちな落胆ともさようなら。

アプリも使いやすいから、スマホで検索する人はダウンロード必須。これについては愛用しすぎて、説明だけで記事が終わってしまいそうだから、メリットをまとめてくれている、こちらの記事を紹介させていただきます。

04.
「HI」の会員になる

Hostelling International」については、前回の記事でも書いたけれど、約90ヶ国の4,000以上の格安宿・ユースホステルが登録されているサイト。会員になっておくと世界中にある同系列の宿で、最低10%の割引をしてもらえるのです。

よく海外に行く人は、知らないのはもったいない!

欧米旅では欠かせない交通手段、大手バス会社「Greyhound」も、会員証を見せれば割引価格で乗車させてくれます。ちなみに高速バスの利用は、事前にネット予約が断然お得。ただし予約書のコピーを求められることが多いので、出国前に日本で印刷しておく、もしくは近くの図書館や、泊まっている宿で出来るかチェック。

05.
学生なら国際学生証をつくる

年齢に関係なく、もちろん専門や大学院生もOK。「国際学生証(ISICカード)」をつくることで、世界133ヶ国の施設で割引を受けることができます。

ちなみに、アメリカ・カナダでの例はこんな感じ。

・有名アーティストのライブが5%~10%オフ
・NBA、NFL、MLB、テニス、サッカーなどのスポーツ観戦チケット10%オフ
・シティパス(LA、ボストン、トロントなど全12エリア)
・映画館、劇場、ユナイテッド・アーティスツ劇場28%オフ
(全米42州568以上の場所)
・レストラン、カフェなどの飲食店

とくに美術館や動物園・水族館は、高確率で割引してもらえるんです。

06.
おみやげの情報は、地元の人に聞く

観光地でおみやげを買おうとすれば、たくさんのお店があって、どこがベストなのかを探すだけで一苦労。

そんな時には、旅人に調査するより地元の人の口コミが確実です。例えばハチミツなら、どの種類が1番美味しくて、質が高いのか。とくに食品は、「あのお店で10ドルだったけど、どう思う?」と聞いてみると、「スーパーなら半額で買えるよ」なんてアドバイスがもらえたり。

海外では隣同士のお店で、同じものを売っていたとしても、値段が全く違うことがよくあります。本当におみやげ屋さんがベストなのか、ナイトマーケットなのか、スーパーなのかは確認するのがオススメ。

地元の人と話す機会がないときには、宿の受付スタッフに聞くと、質問され慣れてるから安心かも。

07.
Wi-Fiは公共のものオンリー

これはおまけ程度に聞いてください。

中・長期なら、SIMフリーのスマホを持って行って、現地でSIMカードを買ったら安心だとは思う。けれど、例えば10日間くらいだったり、各国を転々とするような旅なら、今や日本より、公共のWi-Fiが通っている国も多い。宿で使えるなら、わざわざSIMを使わなくても、と個人的には思います。

ただ、職業柄いつでも使えないと困る人もいると思うので、誰しもに勧められるというワケではありません。もちろん東南アジアの村では、Wi-Fiなんてないことも多いし。ある程度栄えた場所への旅なら、です。


3/7が、航空券についてになってしまったけれど(笑)。やっぱり1番高いのは飛行機代だと思うので。

術を知っているか否か、情報を調べるか否かで、旅にかかるコストは大きく変化します。何事も「早めの準備が功を成す」とはよく言うけれど、出費を抑えるにもやっぱり、前もって準備しておくことが大事!

Reference:skyscanner, NetMail
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。