大阪・難波で「取得できなかった有給」を供養するイベントが開催

12月10日、有給休暇をテーマにしたイベント「有給浄化」が大阪の複合施設「なんばスカイオ」にて開催。2019年4月に法改正された「有給取得の義務化」を知ってもらうキッカケを作る。

これは、使われなかった有給を供養することによって、日本人の有給取得率の向上を祈願するというイベント。特設サイト上で募集した「有給をとれなくて悔やまれた体験」に戒名をつけた灯篭約300基を並べ、現役の僧侶が供養する。

もともと11月23日の勤労感謝の日と合わせた企画だったが、悪天候により中止となったため、大阪にて満を辞しての開催となった。

入場は無料。当日は、アクティビティとして有給5日分の使い方を提案してくれる「おやすみくじ」も用意。また、事前アンケートによって集められ公開される「有給を使えて良かったエピソード」を参考にすれば、今後、有給の使い道に困ることもないだろう。

ちなみに、僧侶の佐山さんは、過去に月200時間残業というサラリーマン生活を送っていたというから、有給を取りこぼした人の思いを理解したうえでスッキリと「浄化」してくれるに違いない。

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有給浄化
【特設サイト】https://kuriyaso.net/yukyu/

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