「自分を信じていれば、劣等感は生まれない」。あなたを元気づける8つの名言
心が折れそうになったとき。あなたはどうやって自分の気持ちを再起させていますか?
誰かに相談する、お酒を飲む、などリフレッシュする方法は様々ありますが、先人たちの素晴らしい言葉が詰まった本を読む、というのはいかがでしょうか。ここでは、ハイブロー武蔵さんの著書『あなたのハートに効くコトバ 鋼の心を作るための名言集』より、自分という人間について悩んだときこそ読んで欲しい名言を紹介しましょう。
01.
「自己愛の国で人が発見したことが
どれほどあるとしても、
まだ、そこには未知の土地がたくさん残っている」ラ・ロシュフコー(文学者)
自分という人間はこの世界にたった一人、あなたしか存在しません。もしも無理をして自分を良く見せようとすると、苦しくなってしまうでしょう。すると嘘をついたり、ズルをしたり、ますます苦しくなってしまい、自分本来の良さもわからなくなってしまいます。
ありのままの、生の自分が一番魅力的だということに気づき、その自分を好きになることです。そして好きな自分を一歩ずつでいいので、さらに良くしていきましょう。
02.
「よくよく考えてみると、
人はこれまで大変な落胆を経験し、
とてつもない困難に直面してきた。
そして、それに打ち勝ってきた。
だから、あなたにも必ずそれができる」デール・カーネギー(教育家)
もしも困難に直面し、不安を感じたときは最悪の場合をシミュレーションしてみてください。すると、開き直れる方法、やり直せる道が、いくつかあることに気づけるはずです。不安は、成長、進歩の前段階でもあります。
さらに大きく、誇大妄想になると、恐怖になってしまいます。しかし、その不安や恐怖を打ち消す心の練習は、どんな現実が来ても、それに克つことができる自分を作ってくれるのです。
03.
「人間は、努力しているあいだは、
迷うにきまっている」ゲーテ(作家)
迷いというのはだれにでもあるものです。しかし決断もまた、必要です。なにも決断しない人生は、空に飛んでいった風船、海に浮かんだクラゲのようなものでしょう。
迷いはあります。だから、決断するのです。決めてしまえば、なにかが起こります。次になにをすれば良いかもわかってきます。
04.
「悩むのは、ますます、
成長していくためなんですから。
自分を信じていれば、劣等感は生まれない」エレノール・ルーズベルト(婦人運動家)
悩みを持つのは前向きに生きている証拠です。悩むのは自分を良い方向に変えたいからなのです。しかし、劣等感は必要ありません。なぜなら人は誰もかけがえのない存在だからです。
他人に大きな心配をかけたり、迷惑をかけてはいけませんが、好きな人や信頼する友人に悩みを相談するのは例外です。誰にでも悩みはあるのです。しかし、いくら悩んでも解決できないことは悩むのをやめ、自分を信じ、励ましてください。
05.
「必要なのは、孤独、
大きな内的な孤独というものだけなのです」ライナー・マリア・リルケ(詩人)
人は本来孤独なんです。しかし、孤独だからこそ、人を本当に愛せるのです。人にやさしくなれるのです。また孤独をよく知る人こそ、よい人間関係、そしてよい仕事をなすことができます。孤独を知ると、恋人、家族、友だちが素敵に思えるのです。
孤独から逃げずに、しっかりと見つめてみましょう。
06.
「より良い人生は、間違いなく存在しています。
そして、今や皆さんは、
それを生きるための鍵を、見事に発見したのです!
あとは、その鍵を用いることを選択するのみです!」オグ・マンディーノ(小説家)
いいことも悪いことも、決めるのは自分です。自分で決めないこと、他人にまかせることもまた選択なのです。だけど、悪いことすべて、自分がうまくいかないことすべてを、人やまわりのせいにはしたくありません。だって、それは自分が決めたことですから。
それぞれに選んで、それぞれに決めていく、それがそれぞれの素敵な人生です。より良い人生は、間違いなく存在しています。
07.
「失望に居座られてはいけない。
そのたびに立ち上がる人を、
神は愛し支えてくださる」エドガー・ケイシー(予言者)
傷つくこと、そして、そこから立ち直ろうとする自分が、自分という人間を育てていくのです。人は、傷つくことから必ず立ち直らなくてはいけないのです。そうしないと、神様はあなたに微笑むことができないのです。
人は努力することなしに、成長することはありえません。人の魅力、輝きも同じです。だから傷ついてもいいんです。そのたびに、人は魅力的になるのですから。
08.
「ああ、ここにおれの進む道があった!
ようやく掘り当てた!」
こういう間投詞を心の底から叫び出される時、
あなたがたは初めて
心を安んずることが出来るのでしょう」夏目漱石(小説家)
好きで好きでたまらないこと。好きなこと、好きなものは、人それぞれの宝物です。それはひとつでなくていいのです。仕事でも。家族でも。本でも。趣味でも。でも、とてもいっぱいはムリです。愛や思いに限界はないというけれど、たくさんの相手は不可能。
一人ひとり。一人ひとつ。
どれだけ深く思えるか。そうすれば、好きで好きでたまらないことには、きっと神や天が微笑んでくれます。