「豪華さ」を感じないドバイの美術館

2018年11月11日にオープンした美術館「ジャミール・アートセンター」。ヴェルサーチが手がけたホテル「パラッツォ・ヴェルサーチ・ドバイ」の近くにあるのですが、同じようなドバイのラグジュアリーさを感じさせない外観です。

美術館の基調となる色は「白」。派手な装飾はなく、ただただシンプルなコンテナのような建築デザインです。展示されるのは現代アート。余談ですが、外観は同じ類の美術品を扱う「豊田市美術館」にも似ていますね。

オープニング展では、10の展示室のうちの1室を使い、日本人アーティストの塩田千春がドバイの伝統的な渡し船「アブラ」を使った作品をお披露目するなども。

さらに、「ジャミール・アートセンター」には図書館も併設。現代アートを知的に感じる次世代の「贅沢さ」がここにはありそうです。

Top image: © Mohamed Somji
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。