「Snøhetta」が手掛ける「真っ黒なレストラン」が原宿に。場所や色の秘密とは……?

サステイナブルな建築などで世界的に注目される、ノルウェーの建築事務所「Snøhetta」が、東京で初めて店舗デザインを手がける。

タッグを組んだのは、ニューヨーク・ブロンクスの料理人集団「Ghetto Gastro」と、原宿のアートカルチャーを牽引する「en one tokyo」

そうそうたる制作陣が目をつけたのは、原宿にある「ファミリーマート」の2階。

「Tokyo Burnside」という看板のもと、昼はカジュアルなカフェ&イータリー、夜はレストランバーラウンジとして営業している。

東京とブロンクスという異なる材料は、どんなカタチで料理されているのだろうか?2種類の隠し味をご紹介しよう。

© snohetta/Instagram

1つ目は、コンビニ上のスペースに築いたこと

じつは、地域に欠かせないものとして日本で愛されるコンビニは、ニューヨークでは「Bodega(ボデガ)」という呼び名で同じ役割を担う、共通文化である。

Snøhetta設立者の1人であるCraig Dykers氏は「Burnsideのスペースは小さいかもしれませんが、スタイルと効率性ではパンチが効いています。東京の多くのスペースがそうであるように、隠れ家的でくつろげる空間です」と語っている。

© Keishin Horikoshi /SS

2つ目は、2都市を連想させる色彩をインテリアに落とし込んだこと

内装の基調となっている「黒」は、Ghetto Gastroが「Black Power Kitchen」という料理スタイルで知られることや、木材加工技術「焼杉」の色や、東京の居酒屋の雰囲気を参考にしているようだ。

それを彩る琥珀色のアクセントは、日本の伝統的な焼き物をイメージ。東信氏が制作した「Block Flowers」という作品も、黒に美しく映えている。

正確な場所についてはまだ明かされていないが、新進気鋭のシェフを迎えたり、カジュアルなコーヒーハウスとして利用したり、リリースパーティーを開いたりと、クリエイティブなスペースとしても活躍中。

異なる文化が交差する、洗練された空間……。どんなイベントの舞台となるのか、今後も注目だ。

© azumamakoto/Instagram

Project Credits

 

Client: en one tokyo

Interior Design: Snøhetta- Anne-Rachel Schiffmann, Mzwakhe Ndlovu

Local Architect: kooo architects

Collaborators: Ghetto Gastro, Devon Turnbull, Makato Azuma

Artwork: Block Flowers by Makato Azuma

Size: 1000sf

Top image: © Keishin Horikoshi /SS
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