スニーカーヘッズ必見!原宿に「取引所」誕生
今月、スニーカーや腕時計などのトレンドアイテムの取引を行うグローバルプラットフォームである「StockX」が、原宿に「ドロップオフ&ストア」を設置。
ドロップオフ(Drop-off)とは、出品者が商品を持ち込むことで梱包や発送を代行してくれるサービスのこと。
ドロップオフ施設が設置されることで、セラーは売れた商品を箱に詰め、StockXの認証センターに発送して認証を受ける手間を省くことができる。
そして何より、「&ストア」の名称のとおり、この店舗にはドロップオフサービスに加えてショッピングの機能が搭載されているのが特徴だ。
同社にとって初めての試みとなるショップには、直接購入可能な商品が設置され、インディペンデントブランドやローカルブランドといった地域カルチャーの中心となるアイテムが厳選してセレクトされるという。
また、StockXでの売れ筋商品も展示され、バイヤーはオンラインでの購入前に店舗にて実物を確認することもできる。
利便性とショッピング体験を融合した新感覚の常設店舗。その第一号を原宿に置くことについて、StockXのCEOはプレスリリースにて以下のように語り、原宿及び東京市場への意欲をみせる。
「東京と、そのデザインの発信地である原宿は、長きに渡ってボーダレス・ファッションの在り方を発展させてきた場所。私たちは東京に進出することで、世界にとって重要な市場であるこの街に投資し、その地位を拡大するために全力を注いでいる」。
ニューヨークや香港の常設店やロンドンでのポップアップでは100万件以上の取引を促進し、セラーの活動を活発化させる結果も出ているそう。
トレンドファッション流通の中心を担うStockXの取り組みにより、“原宿系”のスタイルは革新を迎えるのだろうか。
新たな流行を取り入れた日本のカルチャーが、再び世界に花開くことを期待したい。