鉄道もバスも「顔パス」でOK!の時代が千葉県・ユーカリが丘にやってきた
切符を切るから、券を改札機に入れるになり、次にピッとかざすようになって。時代とともに変化する鉄道やバスの乗車方法だが、いよいよ次のステージになりそうだ。
乗車のためにすることは、非接触でシームレスに利用するための顔認証……いわば“顔パス”。
この実証実験が、今月15日から千葉県佐倉市のユーカリが丘ニュータウンにおいて、新交通システム「山万ユーカリが丘線」とコミュニティバスの複数の交通サービスで開始されている。
「山万ユーカリが丘線」駅改札口での顔認証イメージ ©パナソニック
“顔パス”は、駅改札に設置されたフラッパーレスでポール型の新デザインを採用した顔認証ポールにチラっと顔を見せるだけ。
このポールが通行者の本人確認をおこない、決済・チケット管理システムのチケット情報確認と即時に連携して、運賃の徴収などをおこなう仕組み。
バス設置の顔認証端末 ©パナソニック
すでに同地では今年5月にバスでの実証実験を開始していたが、新たに鉄道でのサービス追加で、複数の交通機関の連携の段階へ。
近未来を想像させる新しい公共交通スタイルのようではあるが、交通手段をシームレスに利用できる時代は、すでに目の前の現実となっているわけだ。
Top image: © パナソニック