顔パスが実現!千葉県で「バスの顔認証乗車システム」を実証実験中
今月上旬から、千葉県佐倉市のユーカリが丘でバスの顔認証乗車システムの実証実験がおこなわれている。
同地の開発を手掛ける街づくり企業「山万」によるもので、昨年11月に運行を開始したユーカリが丘コミュニティバスに乗車する際に、現金の支払いや定期券の提示をすることなく、顔認証で決済できる。
実験の延長として今夏には、同エリア内を走行する新交通システム「山万ユーカリが丘線」の改札においても、切符購入や定期券の読み取りをすることなく、顔認証で決済をする実証実験も開始予定とのこと。
山万ユーカリが丘線における顔認証システム設置イメージ ©山万株式会社
本システムの実現のために導入されたのは、「パナソニック」の顔認証技術と、乗換案内で知られる「ジョルダン」による決済・チケット管理システム「JorudanStyle3.1」の仕組み。
これらIoT技術により、交通手段をシームレスに利用できる「ユーカリが丘版MaaS」の拡充が、各地のコミニティでの新しい都市交通システム導入の足掛かりとなるかもしれない。
Top image: © 山万株式会社