サーキュラー・エコノミー実現へ!「伊藤忠商事」が繊維製品回収サービスをローンチ
「伊藤忠商事」が、日本市場における繊維製品の回収サービス「Wear to Fashion(ウェア・トゥ・ファッション)」を2022年春から始動する。
リユースやリサイクルを通じて資源循環型ビジネスを展開する「株式会社ecommit」と業務提携契約を締結し、全国の事業者および自治体を対象に順次サービスの提供を開始。
「伊藤忠商事」の繊維、ファッション産業におけるネットワークに「株式会社ecommit」の回収から資源循環までの仕組みを組み込んで展開される同サービス。
「小売店で回収した使用済みの衣類」「事業者における繊維廃棄物」「自治体による回収衣類」など、さまざまな拠点で排出される繊維製品を回収、選別し、再利用や再資源化をはかっていくとのことだ。
繊維製品回収サービス 「Wear to Fashion」©伊藤忠商事株式会社
2019年春から、使用済みの衣類や生産工程で発生する生地片などを原材料とするリサイクルポリエステル素材「RENU」の展開を通じた課題解決に取り組んできた。
今回スタートするサービスにより、リユースやリサイクル可能なポリエステル製品を「RENU」の原材料としていく。
これらを通じて「伊藤忠商事」は、繊維、ファッション産業におけるライフサイクルの長期化とともに、同産業での課題を多角的に解決し、サーキュラー・エコノミーの実現を目指していくとのことだ。
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