WHOが要請「サルをいじめないで!」

先日、世界保健機関(WHO)がブラジルにてサルへの虐待が相次いでいることを受けて、それを止めるように世界に発信した。

発端は、新型コロナウイルスに続き、いま世界を脅かしている「サル痘」にある。

そもそも「サル痘」という名前は、デンマークで最初にサルからウイルスが見つかったことに由来しているだけで、他の動物からも同じウイルスは検出されている。また、今回のサル痘の感染拡大にサルは関係なく、人間から人間へとウイルスは感染している。

しかし、名前が名前だけにサルに原因があると勘違いしてしまった人が存在し、その一部の人がサルに毒を食べさせたり暴行したりしているようだ……。

ブラジル・サンパウロ州の保護区では、10頭のサルに対する虐待が確認されているとのこと。こうした背景があって、WHOはサルに対する虐待を止めるように訴えたというわけ。

お門違いも甚だしいとは、まさにこのこと。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。