TikTokが音楽配信サービス「TikTok Music」をローンチ!
7月6日、あのTikTokから音楽配信サービス「TikTok Music」がブラジルとインドネシアにてサービスの利用を開始した。
大物から新人アーティストまで
最強大手3社が音楽提供
TikTok Musicで聴くことができる音楽の主要なレコード会社は「Universal Music Group」、「Warner Music Group」、そして「Sony Music」という最強とも言える大手3社だ。
彼らは大物アーティストから、まだ名の知れていない若手のアーティストまでをプロデュースしているが、そんなアーティストを前面にぐっと押し出すのが、TikTokの影響力と言うわけ。自分にぴったりの音楽を聴きたいユーザーにも、音楽を聴いてほしいアーティストにとっても、まさにwin-winなサービスではないだろうか。
音楽を“ディグる”概念が一変する
TikTok Musicならではの新機能
「Spotify」や「Apple Music」など、既に多くのユーザーを持つ音楽配信サービスが存在するなか、TikTok Musicにはどんな機能が搭載されているのか、気になる人も多いはず。
TikTok Musicのユーザーは、既存のTikTokアカウントと同期することで、曲を聴いたり、シェアしたり、ダウンロードできるが、それだけでなく、パーソナライズされたおすすめを聴いたり、歌詞を表示させてカラオケのように利用できる機能があったり、友達と共同プレイリストを作成することも可能。
他にも、音楽ライブラリをインポート、曲の歌詞検索、「Song Catch」と呼ばれるShazamのような機能も含まれているという。「TikTokで耳にするあのバイラルな曲」をその場でフルバージョン再生して楽しめるのは、音楽をディグる概念がガラッと変わりそうだ。
現在、ブラジルとインドネシアの2ヵ国のみでサービスを展開しているものの、次なるサービス開始についての情報はまだ報告されていないようだ。
勢いを増すTikTokが提供する音楽配信サービスは、新たな常識を生み出すのか?そして日本へのローンチはいつになるのか?今後の情報に注目したい。