賞金1億5000万円「Lay's」伝説の「ポテチコンテンスト」が復活

「ありきたりな人生なんて、もうゴメンだ」。そんなふうに感じているあなたへ。

ポテトチップスブランド「Lay's」が、あなたの埋もれた才能を解き放つチャンスを再び提供。7年の沈黙を破り、あの伝説のポテトチップスコンテスト「Do Us A Flavor™」が復活する。

眠れる才能を刺激する、「Lay's」の戦略

© lays / Instagram

「Do Us A Flavor™」は、消費者が考案したポテトチップスのフレーバーを競い合う、まさに「夢」のコンテスト。2012年の開始以降、4度にわたる開催で、世界中から数百万件を超える応募が集まり、14種類の斬新なフレーバーが実際に商品化された。

7年ぶりの復活は、長年の時を経てファンからの熱い要望に応えた結果。「PepsiCo Foods North America」のシニア・バイスプレジデントであるDenise Truelove氏は、「過去に、世界中のファンから寄せられた斬新なアイデアを、おいしいスナックへと昇華させ、多くの人に喜びを届けてきた」と語る。そして今、Z世代を中心に斬新で刺激的なフレーバーを求める消費者の声に応えるべく、ポテトチップスのフレーバーをともに創り出すことに大きな期待を寄せているとも。

時代を読み解く、応募へのヒント

応募はすでに先週より開始されているが、その方法は至ってシンプル。2025年2月21日までの期間中、専用ウェブサイト「DoUsAFlavor.com」にアクセスし、考案したフレーバーの名前、着想源、主な材料を提出するだけ。1人1日10件まで応募が可能というから驚きだ。 応募作品の中から、専門家チームが厳選した3つのフレーバーが、2025年4月に商品化。その後、消費者の投票によって、栄えある最優秀賞が決定する。優勝者には、なんと100万ドル(約1億5000万円)という破格の賞金が贈られる。

では、どうすれば、この壮大な「味覚の逆転劇」を制することができるのか? 過去の受賞フレーバーを振り返りながら、時代のトレンドを探ってみよう。

例えば、2010年代は、健康志向の高まりから、野菜を使ったフレーバーや、グルテンフリーのフレーバーが人気を集めていた。いっぽうで、近年は、世界的なパンデミックの影響もあり、旅先で味わったようなエキゾチックなフレーバーや、家で過ごす時間を豊かにするような、ちょっと贅沢なフレーバーがトレンドとなっている。

食トレンドは進化する
懐かしのフレーバーで、未来の味を創造

今回のコンテスト開始を記念し、Lay'sは、「Lay's Flavor Vault」と題して、過去の「Do Us A Flavor™」コンテストで人気を博した5つのフレーバー、「チキン&ワッフルズ」「チェシーガーリックブレッド」「サザンビスケット&グレイビー」「ウェイビーフライドグリーントマト」「クリスピー тако」を期間限定で復活させた。

これらのフレーバーは、現代の食トレンドと比較することで、新たな発見を与えてくれるだろう。例えば、「サザンビスケット&グレイビー」は、近年の韓国フードブームで注目される“甘じょっぱさ”の先駆けと言えるかもしれない。 7年の時を経て、さらに進化した「Do Us A Flavor™」。それは、消費者の創造力と企業のマーケティング戦略が融合した、新たな時代のエンターテイメントとも言える。世界中の食卓に、再び驚きと感動を届けてくれるだろう。

👀GenZ's Eye👀

たかがポテチ、されどポテチ。ベーシックなものほど、クリエイティビティの発揮のしがいがあるというもの!100万ドルは誰の手に渡るのか……。大好きな「のり塩」ポテチを片手に、見守りたいと思います!🥔

Top image: © Frito-Lay North America
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。