ついに「ピカソ伝説の名作」の写真が見れる!西美術館が初の撮影解禁を発表

この秋、30年にわたって禁止されていた『ゲルニカ』の写真撮影が解禁されたらしい……!

かの有名なパブロ・ピカソが反戦の思いを込めて描いた名作、一度は美術の教科書で見たことがあるのではないだろうか。

非常によく知られた作品だが、1992年にスペインの「ソフィア王妃芸術センター」に運ばれて以来、撮影は禁止とされていた。

ところが今月、ついに同館が本作品の撮影禁止を解除すると発表したのだ。

© power.to.art/Instagram

館長によると、写真撮影の解禁は、来場者の満足度向上だけでなく、若者に関心を持ってもらうための手助けになるという。

いわゆる“インスタ映え”のついでに芸術作品に触れてもらうことを目的としているのだろう。さらに来場者がSNSで発信することにより、オンラインでも人々の目に触れる機会が増えることは間違いない。

こういった流れは昨今よく見られる。例えば『モナ・リザ』や『ミロのヴィーナス』で有名な「ルーヴル美術館」。同館は2021年から、美術館のすべての作品にあたる約48万2000点を無料でオンライン公開している。

また、日本でもゴッホの『ひまわり』が2021年から写真撮影・SNS発信が解禁されている。

今年の秋、ついに解禁された“新しい芸術のあり方”を体験してみてはいかが?

Top image: © stoyanh/Shutterstock.com
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