大人も熱狂!写真がレゴに変わるアプリ「Brick My World」
「大人になってもレゴで遊びたい」
誰もが一度は抱くであろうこの願いを叶える、画期的なスマートフォンアプリが登場した。その名も「Brick My World」。デザインとテクノロジー系メディア「Core77」で紹介され、話題を呼んでいる。
チェコの起業家が開発、Legoも驚きのイノベーション
「Brick My World」は、チェコの起業家Iva Papoušková氏が開発した。一体どんなアプリなのか。
Core77の記事によると、このアプリは写真測量技術を活用し、スマートフォンで撮影したオブジェクトを、なんとレゴの設計図に変換してしまうのだ。今まで想像で組み立てていた複雑な構造物も、このアプリを使えば簡単に再現できるかもしれない。
メタバース空間が「私の世界」になる日
「Brick My World」の真価は、デジタルとアナログの融合だけにとどまらない。生成した設計図はデジタルデータとして保存・共有が可能だ。つまり、設計図を基に実際にレゴを組み立てるだけでなく、メタバース空間上に再現することも可能になる。
「Legoが彼らを廃業に追い込むとは考えにくい。このアプリはLegoの売上と認知度向上に貢献するだろう」
Core77の記事に寄せられたDave Marcus氏のコメントだ。Lego自身も、このアプリの可能性に期待を寄せているのかもしれない。
年間200ドル、あるいは99ドルの価値は?
「Brick My World」の利用料金は、将来的に年間200ドルになる見込みだ。決して安くはないと感じる人もいるだろう。しかし、現在Kickstarterで資金調達中のプロジェクトでは、99ドルの1回払いで生涯利用できるプランも提供されている。
デジタルと現実世界をレゴで繋ぐ「Brick My World」。創造力を刺激するツールとして、今後ますます注目を集めるだろう。
© BrickMyWorld/YouTube
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