ミクシィ再び!全国の男女が選ぶ「2025年のSNSトレンド」予想
SNSはもはや生活の一部。常に新しいプラットフォームが登場し、トレンドが目まぐるしく変化する。では、2025年には一体どんなSNSが流行しているのだろうか?
株式会社NEXERが発表した(SEOの知恵袋による調査より引用)、全国の男女1000人が選ぶ「2025年に流行りそうなSNS」に関する興味深い調査結果を見てみよう。

あの「mixi」が1位に返り咲き! ユーザーが求める“居心地の良い空間”とは?
なんと、2025年に流行りそうなSNSの頂点に輝いたのは「mixi2」。411票を獲得し、2位以下を大きく突き放す結果となった。かつて一世を風靡した「mixi」が、最新技術を纏って再登場するというのだ。
NEXERの調査によると、「mixi2」を選んだ理由として、「流行り始めてるから」(20代・男性)、「芸能人がやり始めているから」(20代・女性)といった声や、「以前mixiは使っていたので、なんとなく」(20代・女性)、「mixiの懐かしさで使う人が多そう」(30代・女性)といった、かつてのユーザーからの期待の高さが伺える。
2000年代前半、「mixi」は国内最大級のSNSとして、多くの人々に利用されていた。しかし、その後FacebookやTwitter、Instagramといった新しいSNSの台頭に伴い、ユーザーは減少。2010年代後半には、最盛期の勢いを失っていた。
しかし、近年になってプライバシー保護の観点から、実名ベースのFacebookや、オープンなコミュニケーションが特徴のTwitterに見直しをかける動きが出てきている。
「mixi2」は、かつての「閉鎖性」という強みを活かしつつ、最新技術と融合させることで、ユーザーにとってより安心して利用できる空間を提供できる可能性を秘めている。
シンプルな繋がりを求めて… テキストベースSNSが秘める可能性
2位にランクインしたのは、Instagramと連携したテキストベースSNSの「Threads」。124票を獲得し、同調査では「Instagramの系列だから」(10代・男性)、「気軽さと匿名性がある」(20代・男性)といった点が評価されている。また、「最近threadという単語を目にするようになった気がするので、今後流行っていく気がするから」(20代・男性)など、今後の広がりに期待する声もあった。
近年、画像や動画中心のSNS疲れを感じているユーザーが増加傾向にある。情報過多や「映え」へのプレッシャーなどから、もっとシンプルに、自分のペースで情報発信や交流を楽しみたいというニーズが高まっているのだ。
「Threads」は、Instagramのアカウントと連携することで、気軽に利用できる点が魅力だ。10代・20代の若者を中心に、今後さらにユーザーを伸ばしていく可能性がある。
「mixi2」の再登場は、かつてのコミュニティを重視したSNS文化への回帰を意味しているのかもしれない。そして、「Threads」の台頭は、現代社会における「シンプルさ」への欲求を象徴していると言えるだろう。
2025年のSNSは、一体どんな進化を遂げているのだろうか。