温水洋一がラッパー「温水(ON-SUI)」としてデビュー?『キミ Wash』が示す“温水洗浄便座”の価値
日常に溶け込み、意識されることの少ない温水洗浄便座。その存在価値を改めて問い直すプロジェクトを、日本レストルーム工業会が始動した。
排泄という語られにくいテーマを、音楽とデータで可視化する試みだ。
温水洋一がラッパーに挑戦、温水洗浄便座の魅力を発信
俳優・温水洋一がMCネーム「温水(ON-SUI)」としてラップに初挑戦。温水洗浄便座をテーマにしたミュージックビデオ『キミ Wash』が2026年1月に公開された。
温水洋一と温水洗浄便座はともに1964年生まれという共通点を持つ。楽曲では、これまで語られることの少なかった洗浄の快適さや清潔感を、軽快なリズムに乗せて表現。レコーディングでは本人が納得するまで練習を重ねたという。

期間限定ユニット「Wash feat.温水(ON-SUI)」として制作された本作は、初心者から愛用者まで幅広い層に向け、親しみやすいHIP-POPスタイルで温水洗浄便座の価値を訴求する。

生涯で「4.7万回」の差──おしり洗いがもたらす清潔感と心理的効果
同プロジェクトの一環として実施された「全国おしり洗い実態調査2026」では、温水洗浄便座の使用有無による生活への影響が数値化された。
温水洗浄便座の使用者は、非使用者に比べて排便1回あたりの拭き取り回数が平均約1.3回少ない。これを生涯100年で換算すると、約4万7450回もの差になるという。
さらに、自己の清潔さに対する評価は使用者が81.5点、非使用者が53.6点と約28点の開きが確認された。
調査は、温水洗浄便座の利点が単なるペーパー節約にとどまらず、清潔感による心理的安心や自己肯定感の向上にも関係している可能性を示している。


トイレ文化を次世代へ。“話題化”を狙うプロジェクト
日本レストルーム工業会によると、日本人の8割以上が温水洗浄便座を「世界に誇れる文化」と認識している一方、家庭内でトイレの機能や悩みを共有する機会は依然として少ない。
音楽プロジェクト『Wash』は、閉じられがちだったトイレの話題を日常会話へ開くことを目的とする。ドキュメンタリー映像では、初めて温水洗浄便座を体験した人々の不安や驚き、快適さへの気づきも描かれている。
音楽と調査データの両面から、日本の洗浄習慣の価値を再提示する同プロジェクト。温水洗浄便座は今後も、生活の清潔と快適性を支える存在として進化を続けていくとしている。






