韓国発「ARIH」日本上陸。ラーメン、エナジー、ソーダの“境界線”を越える

韓国の乳酸菌企業「hy」と総合食品メーカー「PALDO」が手がけるフード&ビバレッジブランド「ARIH(アリ)」が、本日8月20日から全国のセブン-イレブン限定で順次発売されます。

展開するのは、インスタント麺、エナジードリンク、炭酸飲料の3カテゴリ・全16アイテム。ただし、その中身を見ていくと、私たちが慣れ親しんできた「ラーメン」「エナジードリンク」「ソーダ」のイメージとは少し違うようで……。

「モダンKフード」が日本のコンビニへ

ARIHが掲げるのは、韓国の食文化を現代的に再解釈するモダンKフードという考え方。ブランド名は、「美しい」「麗しい」を意味する韓国の古い言葉「아리(アリ)」に、Harmony(調和)、Happiness(幸福)、Health(健康)の頭文字「H」を組み合わせたものだそう。

東洋と西洋、伝統とトレンド、味わいと健やかさ。一見すると異なるもの同士を組み合わせ、新しい食体験をつくることがブランドの軸になっています。

企画段階にはBTSも参加したそうで、ブランド名やフレーバー、パッケージデザインにアイデアを反映。hyが培ってきた乳酸菌・微生物研究の知見と、PALDOの食品開発のノウハウを掛け合わせて商品化されました。

2026年4月には米国のウォルマートで先行発売され、3日でベストセラーを記録。6月からは韓国でも販売されています。そして今回、日本ではセブン-イレブン限定で展開がスタート!

「麺なのにパスタ」
境界線をぼかすモダンヌードル

ARIH モダンヌードルの韓国風激辛のり味、カップと袋タイプ
©hy Co. Ltd.
ARIH モダンヌードルのコチュジャンバター味、カップと袋タイプ
©hy Co. Ltd.

ARIHの商品づくりを象徴しているのが、「モダンヌードル」です。

採用したのは、約5.0mm幅のフェットチーネを思わせる平打ち麺。一般的なインスタントラーメンよりも短く、濃厚なソースが絡みやすいうえ、フォークでも食べやすい設計になっているそう。目指したのは、ラーメンの手軽さと、生パスタを思わせる食感や食べ応えの両立。開発には1年以上をかけたといいます。

フレーバーも、いわゆる韓国ラーメンのイメージだけに収まりません。

コチュジャンにトマト、クリーム、バターを合わせた「コチュジャンバター」をはじめ、ガーリックとアサリの出汁を生かした「ボンゴレ」、韓国のりと唐辛子を組み合わせた「韓国風 激辛のり味」、そして、醤油ベースのプルコギにトリュフの香りを重ねた「トリュフプルコギ」の4種類。

韓国らしい味わいを軸にしながら、パスタや世界の食文化から要素を取り込む。その自由さが、ARIHの「モダンKフード」らしさなのかもしれません。

エナジードリンクを
「強さ」だけで考えない

©hy Co. Ltd.

ポストバイオティク・エナジードリンク」も、既存のエナジードリンクとは少し違った方向を示しています。

天然由来のカフェイン2種類を計80mg、L-アルギニンを1,000mg、さらにビタミンB群を配合。いっぽうで、ゼロカロリー・ゼロシュガーとし、スクラロースなどの人工甘味料、合成着色料、合成香料を使用しない「クリーンラベル」の考え方を取り入れています。

さらに、米胚芽、黒ニンニク、紅参、クコの実という4種のオリエンタル原料を乳酸菌で発酵させた素材に加え、hyが独自開発した4種のポストバイオティクスも配合。ポストバイオティクスとは、不活化された乳酸菌やその由来成分を活用した素材のこと。hyでは、こうした設計に3年間の研究期間を費やしたそうです。

エナジードリンクというと「強い刺激」や「一気にギアを上げる」イメージがありますが、ARIHが目指したのは、もっと日常に取り入れやすい飲み心地。オレンジ、ミックスベリー、トロピカル、レモンライムというフルーツ系の4フレーバーで、その日の気分やシーンに合わせて、フレーバーを選ぶ楽しみもありそう。

ソーダにも「リフレッシュ+α」
という選択肢

©hy Co. Ltd.

もうひとつの柱が、「デュアルバイオティク・ソーダ」です。

こちらは、炭酸飲料の爽快感に、hyが研究してきた乳酸菌・微生物分野の知見を組み合わせた低糖・低カロリーのソーダ。強すぎない炭酸で軽やかな喉越しに仕上げつつ、独自開発のポストバイオティクス4種と、植物由来のプレバイオティクスを配合。さらに、1本あたり1,000mgの食物繊維も加えています。こちらのフレーバーは、オレンジ、グレープフルーツ、ピーチ&マンゴー、レモン&ライムの4種類。

甘い炭酸飲料か、原材料にこだわった飲み物か。そんな二択ではなく、気分転換としておいしく飲みながら、原材料や設計にも目を向ける、そんな選択肢になりそうです。

「何味か」より
「何と何を組み合わせるか」

ARIHの3カテゴリを並べてみると、共通しているのは、既存の食品ジャンルをそのまま踏襲していないこと。

ラーメンとパスタ。エナジーと軽やかな飲み心地。ソーダと、乳酸菌研究から生まれた素材──。一見すると別々のジャンルに属しそうな要素や価値を、ひとつのプロダクトのなかに同居させているところがオモシロい。

コンビニでは「麺」「エナジードリンク」「炭酸飲料」と棚ごとに分けられます。でも、私たちの気分までそんなにはっきり分かれているとは限りませんよね。

手軽だけど、いつもと違うもの。気分を切り替えたいけど、刺激の強さだけを求めないもの。ARIHが提案するのは、そんな「どちらか一方ではない」気分に応える選択肢なのかもしれません。

ARIH(アリ)

【販売チャネル】全国のセブン-イレブン(一部店舗を除く)
【発売日】2026年8月20日(木)より順次
【展開商品】モダンヌードル4フレーバー(袋麺・カップ麺の計8アイテム)/ポストバイオティク・エナジードリンク4種/デュアルバイオティク・ソーダ4種(計16アイテム)

Top image: © hy Co. Ltd.
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