他人に流されず、自分らしく生きるために必要な16のマインドセット
自分の思考が固いのか柔らかいのか。それは自分ではわからない。誰もが「自分の思考」を中心に生きているからだ。でも、これだけは言える。性別や年齢と関係なく、どんな人でも思考はどんどん固くなっている。
思考を自由にするために欲求を絞りこむ
自分の人生にとって重要なことはなにか?
01.
条件を削れば、欲しいものは手に入る。
「なんでも欲しい」と思うのは、「なにもいらない」と思っているのと変わりない。
02.
「いやだからやめたい」人は結局何者にもなれない。
どんな天才でも、みんな段階を踏んでいる。
03.
面白そうなことは、他の人が手をつけないうちにやる。
自分なりのアンテナの張り方を知っていると、ブームに振り回されなくて済む。
04.
不合格でも気にするな。むしろ喜ぼう。
きみが活躍できる場所は、ここではなく他にある。そのことに気づかせてくれたことに感謝しよう。
05.
足りないことが、これからの財産。
自分がいま持っている能力だけで、何年も無事にやっていけるのだとすれば、それほど不幸なことはない。
06.
のどから手が出れば、自動的に走り出す。
ハワイを訪れて以来、僕は一刻も早くハワイに住みたくてたまらなかった。そのために他の人の何倍も働くことはまったく苦じゃなかった。
07.
「聞こえのいい言葉」を捨てた途端、一瞬で自由になれる。
「じゃなきゃダメだ」という思考を1度わきに置いてみよう。本当にそうだろうか?
08.
貯金よりも新しい経験を増やそう。
給料は幸せな未来を約束してくれない。約束してくれるのは身についた力だけだ。
09.
今の自分と、数年後の自分は、後悔の種類が違う。
いくらでも、後悔すればいい。それらは進化のためのハードルにすぎない。
10.
ひとつの情報にふらふらとついていくな。
穴場だと紹介されている場所も、すでに本当の意味での穴場ではない。
11.
アイデアの居場所がわかれば安心できる。
ちょっとした時間の隙間に読み返せば、いつでも自分が今やるべきことのヒントを見つけることができる。
12.
聞くことを一瞬ためらえば、自分の力で物事を考えられるようになる。
ほんの少しの手間が、自分の思考を自由にする。
13.
知識は詰め込むよりも出していった方がいい。
「なにを知っているか」はどうでもいい。重要なのはその知識を使って、どんな新しい価値を生み出せるか。
14.
相手のためより、自分のためにゆっくり話す。
急いで喋らなければと思うのは自信がないから。喋りたいことだけを、自分のペースで喋ればいい。
15.
常識に従うことはみずからを奴隷にすることだ。
レールの上を行ったり来たりしなくても、道は無数にある。
16.
いま持っているものを手放したとき新しいものが手に入る。
自分らしく、自由に生きる方法は、やわらかい思考の先にある。
〜Epilogue〜なにかに依存する生き方ではなく、自由で、とらわれない生き方を求めて、知らない世界に飛び込もう。
『思考をやわらかくする授業』
コンテンツ提供元:本田 直之