34歳女性起業家に学ぶ、仕事で成功体験を増やす「5つのヒント」
「今の仕事でもっと活躍したい」「なにか新しいことを始めたい」と思っているあなた。ここで紹介するのは私自身がさまざまな経験から学んだ、仕事で成功するために必要な5つのこと。どれか1つ意識するだけでも、きっと効果が出るはずです。ぜひ参考にしてみてください。
01.
成功の秘訣は
「信頼」と「スパイス」
お料理を作っていて、ちょっと味を引き締めたいときや、ニュアンスを足したいとき、スパイスを使いますよね。
ビジネスでは、安定したクオリティやイメージを保ちながら、信頼を積み重ることが大切ですが、スパイスを効かせることができると、顧客は飽きることがありません。
ビジネスでのスパイスとは、刺激やサプライズ。要するに、いつもとちょっと違った見せ方やサービス、顧客を驚かせる何かです。スパイスをたまに、うまく使えるようになると、ずっとあなたや、あなたのサービスのファンでいてくれます。
02.
相手にも、自分にも、
世の中にもハッピーな選択
少し前は、「win-winの関係」という言葉をよく目や耳にしたと思います。相手と自分の双方にとってメリットがある関係という意味ですね。
でも、これからは「win-win-win」を目指す時代になるのではないでしょうか。もう1つプラスしたのは、世の中、社会にとってのwinです。相手にも、自分にも、そして世の中にも、すべてにとってハッピーな選択が今求められています。
たとえば、私が本を書くことは、「伝えたい」「誰かの役に立ちたい」という私のwin。それを出版して下さる出版社にとっては、私の本が売れることがwin。そして私の本を手にとって、何かしらヒントや気づきを得た方が増えたら、世の中にとってもwinですね。
他にも最近は電気カーを売るメーカーが増えてきましたが、これは顧客にとってガソリン代の削減にwin、地球にとってCO2削減でwin、そして車が売れたらメーカーもwin。
こういった流通は、関わっている人たちがみんなハッピー。win-win-winのビジネスが増えていけば、世の中全体が良くなるでしょう。
03.
マーケティングのキーは「女性」
消費者のニーズをつかむには、普段からのリサーチが必須。企業がおこなうマーケティングリサーチに頼らずとも、周りの女性の動向を追うことによって、マーケティング効果があります。
世の中にウケる商品を作ろうとしたとき、まずその分野で影響力のある女性やまわりの女性のブログやSNSを見ると、ざっくりとマーケットの傾向や感覚をつかむことができます。
女性に受けると、商品やサービスはあっと言う間に世に広まります。女性には最高の口コミ力、拡散能力があるのです。
これは本で読んだ話なのですが、ある成功している大富豪の事業家は、ときどき奥様の友達たちを家に招き、そこに自分も参加するそうです。お茶をしながら話されるのは、主婦同士の他愛ないおしゃべりですが、その方はそこからヒントを得て、次のビジネスを考えていくのだそうです。
04.
とりあえず、やってみる
やりながら磨き上げる
「これだ!」と見込んでいたものが、じつは違っていたということもよくあります。だけど、そこでガッカリしないでください。間違うということは、自分に合わないもの・成功しないパターンがわかるということです。もうそれをしなければ、どんどん目的への選択肢は限られてきます。
間違いながらだんだん、自分に合ったもの・成功に近づくものがわかってきてよりシンプルになります。
たとえば、電化製品やケータイ、車などは、初期のモデルは、デザインにしても機能にしても、無駄なものが多くて使いにくかったり、大きく重かったりします。でも、試作、改善を重ねるうちにどんどん磨き上げられて、私たちを魅了するシンプルで研ぎ澄まされたプロダクトが誕生するのです。
最初から完璧なものじゃなくて大丈夫。とりあえず予想を立てて、やり始める。やりながらダメなところを意識して、そこを軌道修正し、どんどんブラッシュアップしていってください。
05.
「私には向いていない」
という言い訳は封印!
たいしてやっていないのに「やっぱり私って向いていない」なんて言うのは、もったいないというか、「ぬるい!」と思います。そんな人は、本当は自分が努力することを投げ出しているだけなのに、「私には向いていない」と、やめる言い訳にしています。
今や年間の講演回数が100回を超える私ですが、つい数年前まで「人前で話すのは苦手、向いていない」と思っていました。ですが私の夢を叶えるためには「人前で話せるようになること」が必須だったのです。だから「できない」でなく「できる」ようになるまで、ひたすら繰り返しチャレンジし、失敗もたくさんしましたが、今では人前で話すことが私の仕事の一部になっています。だからあの時、投げ出さないでよかったなと思います。あの時投げ出していたら、今の私はなかったから。
『愛されながら仕事も恋も成功する方法』
コンテンツ提供元:長谷川朋美