世界トップリーダーだけが知っている。「失敗・挫折」と仲良くなる方法
世界に名を馳せるトップリーダーたち。 彼らには誰よりも「成功」や「栄誉」という言葉がよく似合う。 しかし、実はそんな成功の頂点に立っている彼らこそが、凡人のはるか超える努力をし、何十倍、何百倍の失敗、屈辱、挫折を味わっている。 凡人との違いは、それらの経験数だけではない。圧倒的に輝かしい成功を収めた彼らと凡庸な人たちとの違い、それは、「失敗」や「挫折」への向き合い方だ。 世界トップリーダーたちの「失敗」への向き合い方は3通りある。
①「失敗」を「失敗」と 受け止めない
あの松下幸之助も『失敗の多くは、成功するまでに諦めてしまうところに原因がある』といっている。 失敗は、物事の「結果」ではない。 物事の末には「成功」があって、単にそのプロセス、手段が間違っていただけだと認識する。
②「失敗」を通じて 「成長」を楽しむ
失敗の過程は、自身の未熟さを補う過程であり、より高度な自分に向かう重要な時間である。 「成功」じゃない、「成長」を楽しむ。
③「失敗」が出来る 自分を称賛する
本田宗一郎は言う「失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」。 何事にもチャレンジしない、行動に移さない人に「失敗」は起こらない。 自分が一歩を踏み出したこと、その勇気を褒め称える。 一方、「失敗」と違って、「挫折」は厄介だ。単なる「失敗」ではなく、それが地位や名声を失うことになったり、全てを失うような致命的な事態に追い込まれたり、取り返しがつかず、絶望の淵を見たりするからだ。その「挫折」に対して、彼らはどう向き合うのか。 そこには時系列の3ステップがあった。
STEP1 負のエネルギーを活力にする
挫折した「悔しさ」、「無念さ」「屈辱」は大きな負のエネルギーを持っている。 彼らはそれを「正」のエネルギーに変える。 すなわち、その「負」の念を力に、「怒り」や「悲しみ」という感情を活動力や勇気に変える。 それはつまり、「自分自身」の中にエネルギーを溜め込むことに他ならない。
STEP2 エネルギーを他者のために使う
自身と同じように挫折を味わった人が沢山いる、世の中には忸怩たる思いを秘めながら生きている人々がいる。 他にも、この世にはまだ、屈辱や失望の原因になる様々な問題が埋まっている。 それに気づく。 自分の中のエネルギーを他者のために使う。
STEP3 「挫折」に感謝する
最終段階では、その「挫折」や「屈辱」を時が解決してくれていることもあるだろう。 しかし、そこで終わらせるのではない。 彼らは、その「挫折感」を昇華させる。 以降、そのことに関し、愚痴を言ったり、苦労話をすることは一切やめる。 つまり、その事実、経験に対して、「感謝する」のだ。 その「苦さ」「辛さ」を与えてくれた環境全てに敬意を示す。 成功者たちが成功する理由、そこには様々な要因がある。 しかし、一つ言えるのは、彼らは逆境に対し、逃げず、真摯に向き合い、そして、自身の血や肉にする能力に長けているということだ。 失敗することを避けたい。挫折することから逃れたい。 それが人情であり、人である所以でもある。 けれど、恐れてはいけない。 そのプロセスを超えれば、そこには貴方が見たこともない風景が待っているから。