【男性必見】女性の「脳」に関して知っておくべきこと。
女性の脳内で起きている変化って、想像するよりもずっと大きなものなのだとか。
神経精神医学に詳しい、Laura Brisendine博士は『The Female Brain』という著書で女性の脳の構造や変化の詳細を紹介しています。男性も女性も、参考にしてみては?
01.
思春期になると
「恋愛スイッチ」がON!
なんでいつも恋愛の話ばかりしてるんだろう?と不思議に思う人もいるかもしれません。
でも、女の子が思春期に「恋愛」や「愛」に興味を持つのは生物学的にも自然なこと。なぜなら、パートナーを見つけて家族を築くために、ホルモンの分泌によって性的な魅力を求めるようになるから。
子孫を残すため、家庭を築くために。その第一歩としてパートナーを探すための準備をしているんだとか。
02.
月経中は
脳が物理的に変化する
若い女性の脳内では、毎月のサイクルで3つのホルモンのバランスが変化します。
それぞれ変化するのはエストロゲン、プロゲステロン、テストステロン。信じられないかもしれませんが、女性の脳は毎日「別物」になっていると言っても過言ではないのかも。なかには、物理的に25%も変化する部位があるというから驚きです。
03.
妊娠・出産を機に
優先事項が「種の生存」へ
「女性は子供ができると変わる」とはよく耳にする話。それもそのはず、妊娠・出産・子育て中の女性の脳は、構造や機能どちらも根本的に変化し、生物としての優先事項は「種の生存」へと移行します。
脳は胎児や胎盤から生み出される神経ホルモンで溢れ、考え方や感じ方、価値観そのものが変わります。出産から約6ヶ月間は子供を見守るための「集中力」に特化するように。
そのため、子育て中は脳が疲弊し。子どもから離れるとストレスや不安を感じやすくなります。その他にも、家族の衝突や分離を回避するようにも。
実は母親と赤ちゃんの関係をスムーズにするためには必要不可欠な機能ですが、昨今よく耳にする「ワークライフバランス」を考えると、大きなストレスの原因になることもあるようです。
04.
子育ての後には
「第2の人生」がスタート!
育児期間を過ぎると、更年期障がいや閉経によるホルモンの変化で、様々な体調不良、うつ病や記憶障害に苦しむ場合もあります。が、悪いことばかりではありません。
脳内のホルモンによる変動が穏やかになり、それまで大切にしてきたことが、生物学的な最優先事項ではなくなります。
徐々に母親としてではなく、自分自身への関心が強くなって自由を感じるようになるのだそう。女性の冒険心や食欲が晩年になって増加し熱意あるものに変わるのはこのためなんだとか。
多くの女性が、悲しみや喪失感、混乱を感じてしまうのは、脳内の化学物質が変化して目まぐるしく視点を切り替えているからなんですね。
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