次の開催は21年後・・・人生でたった4回しかチャンスがない神秘的な瞬間って?
その答えは、京都で最も古い歴史を持つ社のひとつ・上賀茂神社で行われる「式年遷宮(しきねんせんぐう)」。教科書にも載っているこの言葉。習った記憶はあるけれど、何のことだったか覚えていない人も多いのでは。
日本が誇る遷宮という文化について、日本人なら知っておきたいことがたくさん。しかも今回は日本初の試みも…!
式年遷宮は、
21年に一度の
「神様のおひっこし」
2年前の2013年、日本を代表する神社の伊勢神宮と出雲大社の、60年ぶりとなる同年遷宮が行われ、大きく話題になったことを覚えている人も多いのでは?
遷宮とは、いわば「神様のおひっこし」。カンタンに言うと神様を別の場所に移すこと。といってもただ移設するだけではありません。神社によっては、元の建物をそっくりそのままつくって移動させ、元の建物は潰してしまうところもあるそう。
「なんでそんなに手間のかかることを!?」って思いますよね。諸説ありますが、その目的は技術の継承にありました。神社を建てる宮大工の技術が途絶えないよう、何年かおきに行なうのです。
ちなみに移設すること自体を「遷宮」、移設が終わり御神霊を移すことを「正遷宮(しょうせんぐう)」と呼びます。ぜひ覚えておいてくださいね!
行われるのは
京都最古の社のひとつ
「上賀茂神社」
今回遷宮が行われる上賀茂神社。賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)という祭神の名に相応しく、雷除けの神徳があり、電気産業の守護神とまで呼ばれています。
…と、堅苦しい話はここまで。かの紫式部も縁結びを願って通ったと言われるだけに、良縁を願う女性が、たくさん訪れる有名な神社なんです。
そんな参拝客に人気なのがカワイイ動物のおみくじ。例えば、馬がおみくじを咥えている姿がキュートな「馬みくじ」に、神の使いとされる3本足の烏を形どった「八咫烏(やたがらす)みくじ」。もちろん動物はおみくじと一緒に持ち帰れます。
またこの神社には、神代の時代から流れるという湧き水「神山湧水(こうやまゆうすい)があります。透き通った美しさのこの水は、上賀茂神社が長い間守り続けてきた、大切なもの。
実はいま、この「水」と縁を結んだ、ある試みが行われています。さて、それは一体…?
式年遷宮を祝う
湧き水を使ったコーヒーを
味わえる機会は、あと2回!
第42回目の式年遷宮を迎える今年。神山湧水を守る上賀茂神社と、日本人の味覚を探求する企業・AGFが「水のつながり」で手を取り、さまざまな共同文化事業を行なっています。ここでひとつ、身近なものをご紹介しましょう。
日本人に愛されているコーヒー。その美味しさには何が大事でしょう?もちろん豆の品質も重要ですが、何より水が美味しくなければ成り立ちません。
AGFがチャレンジしたのは、神山湧水に合うコーヒーをつくること。世にも珍しい、水に合わせたコーヒー「神山湧水珈琲」の誕生です!
さて、このコーヒーはいつどこで味わえるのでしょうか?その機会はたったの4回。しかもその内2回はもうすでに終わっており、飲める機会は、正遷宮が行われる10月15日の後となる、10月17日と18日のみ!
コーヒー通じゃなくても、きっと気になるこのコーヒー。ぜひ味わってみてください。
実は78年ぶりとなる生中継
今回の正遷宮はWebで特別参加!
本来この正遷宮は、お参りできる人が限られているという神事。しかし、なんと今回は、昭和12年にNHKラジオが生中継して以来、78年ぶりにweb(AGF Lounge)で生中継されます。
普段は参加できない神事に、webを通じて参加できるというのは、なんとも貴重な機会ですね!
式年遷宮について詳しく知らなくても大丈夫。生中継と同時に、見どころだけでなく、わかりづらい専門用語についても、ゲストがわかりやすく解説してくれます。
生中継の開始時間は19時半。今宵はいつもと違う神秘的な夜を過ごしてみては?
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