自分に自信がない人に共通する8つの特徴
日本人は謙虚だからでしょうか、若者は自分に自信が持てていない人が多いようです。2015年の内閣府公表の調査結果を見ても「自分には長所がある」「自分に満足している」という意見が、諸外国に比べ非常に少ないようです。
自分に自信がないと、失敗を恐れるあまり余計に失敗することもあります。自分にある才能を十分に発揮するためにも「自分に自信がない人に共通する8つの特徴」を知っておきましょう。
1.他人の目を気にしすぎており、批判や非難に過敏反応している
客観的に他人と比べて能力が劣っている訳でないのに「失敗したら恥ずかしい」、「こんなことを言うと笑われる」と勝手に想像して自信を失う傾向にあります。つまり、他人からの評価を気にし過ぎているのです。
また、他人からの批判や非難に過敏に反応しては、怖がり過ぎているとも考えられます。他人はあなたが思うほど、あなたのことを意識してなんかいないと知るだけでも、ポジティブになれるはず。
2.自分の長所を過小評価し、短所にばかり目がいきがち
自分の長所がよく見えていなかったり、気づいていても自己評価を極端に低く見積もっている。自信のない人の“共通言語”がこれ。
自己評価が低いあまり、「自分は何をやってもダメ」だと精神的に萎縮してしまった時点で、人間の進歩は止まります。ダメと理解できているのなら、そこを改善する努力をしましょう。「自分は優秀」だなんて、過大評価して何もしない人よりかは、よっぽど優秀な人になれるはずだから。
3.自分の意見や考えを言えず、他人に流されやすい
自信のなさは、他人との会話に顕著に表れます。たとえば、誰かと違う見解を抱いていたとしても、自分を肯定できずに相手の言うことを最後は認めてしまったり、同調することも。でも、最初から意見を合わせる必要なんてありません。複数の意見があるから、最終的な判断がより良いものになるのだから。
それに、相手に同調しているばかりだと、人から意見を求められることすらなくなり、最後は全く相手にされなくなることも。相手の意見と異なる見解を抱いたときこそ、殻を破って発言するチャンス!自分自身の存在を高め、相手の見る目も変わってくるはず。きっと、自信がついてきますよ。
4.常にネガティブな表現の繰り返し
「大したことじゃないけど」「どうでもいいことだけど」「言わなくていいことかもしれないけど」…。こうしたネガティブな前置きを、ついつい口にしちゃうのが彼らの特徴。
明確な理由もなしに、否定的な発言を繰り返す人もいます。もちろん、どんな意見だって筋が通っていれば、正論だし、貴重な意見です。でも、意味もなく否定的な前置きから入る会話ほど、人々の印象を下げることはありません。
そんなときは、とにかく熱意を伝えるべき。そうすることで、信頼感は高まっていきますよ。
5.物事に対して完璧に考えすぎて時間を浪費
自分に自信のない人は、何かを行うときに自信がないから、常に何かが不足している、考えが足りないのではないかと完璧を求めて時間を浪費します。
特に現代のように変化のスピードの速い時代においては、スピードが重視されます。クオリティは大事ですが、最悪なのは、考え過ぎて結局なにもしないこと。これではせっかく考えたことでも評価されようがありません。まずは実行することが重要です。
6.コミュニケーションや人間関係を作るのが苦手
自分に自信のない人は、コミュニケーション能力や人間関係を作るのが苦手です。そして、苦手なことが自分の行動に対して、何か批判されるのではないかという不安感を大きくしています。
もし、積極的な会話ができなくても、良い聞き役になることは簡単ではないでしょうか。みんなの考えていることが分かって、自分自身の行動にも自信がついてきます。
7.やる前から悪い結果のみを想像
自分に自信のない人は、やったことがないことに対して特に不安を持ちます。たしかに、誰でも経験したことがないことを行うには怖いものです。が、日常生活では、失敗すれば命がなくなるような大変なことはほとんど存在しません。
やる前から悪い結果を予測して、それに対する備えを行うのは重要ですが、考え過ぎもほどほどに。大切なのは、将来の糧にできるように多くの経験を積むことです。それを回避するのは、大変もったいない話です。
8.視線が下向きで目を合わせないなど姿勢がよくない
自分に自信のない人は、視線は下向き、人と目を見て話さない、目が泳いでいる、胸を張っておらず背中が丸まっていたりします。
自信がないときほど胸を張って姿勢は堂々としていましょう。姿勢は、他人から見ると話す前の第一印象なので、その姿勢がよくないとと、印象もよくなりません。それに、胸を張って堂々としているだけで、自信が体からみなぎってくるものです。