気になる「加齢臭」・・・自分で臭いに気付くにはどうすればいい?
自分では把握しにくいのが
ツラいところ・・・
頭髪の生え際、首の周囲、前胸部、脇の下…といった、加齢臭が出る部位の臭いを自分で嗅ぐことで気付く場合もありますが、実際には難しいものです。 とはいえ、加齢臭が出る以外に湿疹など皮膚に何か症状が表れることもありませんので、体の一部分の変化などからチェックすることもできません。そんなチェックに適しているのが、加齢臭が出る部位に接する衣類などの臭いを嗅ぐこと。
ただ、脱いだ衣類をすぐに嗅いでもわかりにくいことがほとんど。加齢臭は体脂質に細菌感染が加わって増強されますので、脱いだ衣類などを2、3日置いてから臭いを嗅ぐことがポイントとなります。ただ一度着た衣類をそのままにしておくのは不衛生ですよね。そこでおすすめなのが次の2つの匂いチェック。
加齢臭に気づくための
ポイント2つ
頭髪の生え際や首に接する枕の匂いをチェックしてみましょう。数日間使った枕カバーの臭いを嗅げば加齢臭の有無を確認できるでしょう。
加齢臭を改善するには…
1. 加齢臭専用のシャンプーとボディーソープを毎日使う
コロンなどの他の臭いで加齢臭を消すことは止めた方が良いでしょう。加齢臭と他の臭いが混ざり、さらにひどい臭いになることが多いからです。
2. 睡眠不足やストレス、刺激物の多い食事を減らす
これらも、加齢臭を増強させることがありますので、バランスの取れた食事を取って睡眠時間を十分に取るようにして下さい。
3. 加齢臭の出る部位に触れる衣服はこまめに交換
加齢臭が出る部位に触れる衣類はまめに交換するようにして下さい。枕カバーやタオルも定期手に交換しましょう。
衣服についた
加齢臭はしぶとい…
■医師からのアドバイス
加齢臭は徐々に起きますので、自分だけでは気付きにくいものです。上記を参考に匂いをまずはチェックし、もし加齢臭が認められれば、清潔に保つことを中心に専用のケアを心がけましょう。その際、他の香りでカバーしようとすると返ってひどい匂いになりますので、専用のシャンプーとボディーソープを使って下さい。
監修:Doctors Me医師
コンテンツ提供元:Doctors Me