お昼にニンニクを食べた時の正しい口臭ケア方法とは!?
ニンニクを使った料理にはおいしいものがたくさんありますね。焼肉やみそラーメン、肉料理に添えられるガーリックライスなども、パンチがきいていて、時々無性に食べたくなるものです。
また、疲れた時にはスタミナがついて、元気が出ます。でもやっぱり、特に平日の昼などはちょっと匂いが気になってニンニク料理を注文するのは、はばかられることが多いですよね。
今回はこのニンニクの匂いを気にならなくする方法について、医師に解説していただきました!
ニンニクを食べた後の
歯磨きは効果なし?
みなさんはなぜニンニクを食べたら強いにおいがするのか、ご存知でしょうか。
口で咀嚼した時に、ニンニクが残っていることがにおいの原因だと思って、歯みがきなどを熱心にされる方が多いのですが、実はニンニクを食べた後の匂いの大部分はニンニクが胃の中に入った後、匂いの成分が血液に乗って身体中を巡り、それから血流に乗って肺の血管まで運ばれて、呼気としてにおい成分が外に出てきたものと考えられています。
ですから、口腔ケアを熱心にしても、完全に匂いが消えるわけではありません。
イヤなにおいを撃退するのは
牛乳、緑茶、リンゴ!?
ニンニクによる口臭を和らげる方法としては、有名ですが牛乳を飲む方法。ニンニク料理と一緒に牛乳を飲むことで匂いがかなり減ることが知られています。また、緑茶を飲む、というのも手軽で効果の高い方法ですね。
少し意外な感じもするのが、生のリンゴを食べるという方法です。リンゴに含まれる豊富な酵素と、ポリフェノールの働きでニンニクによる口臭をかなり和らげてくれるといわれています。
また、ニンニクのにおい成分を早く身体から追い出すという目的で、水をたくさん飲んで運動する、お風呂やサウナなどで汗をかく、という方法もあります。これも、ニンニクで元気になった体でたっぷり汗をかく運動、と考えると非常に合理的な気もしますね。
■医師からのアドバイス
まずは試せそうなものから試してみるのもいいですし、これらの中からいくつか組み合わせてにおい対策を行うのも効果的だと思います。まずは、家族だけで過ごす休日のお昼あたりから、ニンニク料理とその匂い消しの効果を試してみるといいかもしれませんね。
コンテンツ提供元:Doctors Me