「ゴッホ美術館」、シェフからの指摘を受けて『赤キャベツとタマネギ』のタイトルを変更
1887年にフィンセント・ファン・ゴッホが描いたとされている、『Red Cabbages and Onions(赤キャベツとタマネギ)』。なんと、そのタイトルが変更になったらしい。
ことの発端は、シェフのErnst de Witte氏による指摘。彼がアムステルダムの「ゴッホ美術館」で同作品を鑑賞した際に、「これはタマネギではなくニンニクだ」と気付いたんだそう。
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同氏は美術館にメッセージを送るだけではなく、パワーポイントを使ったプレゼンや、ニンニクとタマネギの違いを説明するための動画撮影なども行なったらしい。
これを受けて美術館側が作品を検証したところ、de Witte氏の指摘は正しいと判断され、題名を『Red Cabbages and Garlic(赤キャベツとニンニク)』に変更したとのことだ。
ちなみに、de Witte氏は今回の件からインスピレーションを得たようで、オランダにある自身のレストランで赤キャベツとニンニクをテーマにした料理を提供する模様。
タイトルの指摘が、結果としてレストランのプロモーションに繋がったようだ。
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