キング牧師が教えてくれた21のこと 「 I Have A Dream(私には夢がある)」
リンカーン大統領が奴隷解放宣言をしてから100年後の1963年。ワシントン大行進で、キング牧師はアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として人々にこう語りかけました。
「私には夢がある。いつの日か、小さな4人の子ども達が、肌の色で判断されることなく、中身で評価される国で暮らすことだ」
彼が「I have a dream」と繰り返し叫んだ演説から、はや53年。「I Heart Intelligence」のライターJustin Gammillは、彼のメッセージをもう一度振り返ろうと、その言葉の一部を記事にまとめています。
01.
飛べないなら、走ればいい。走れないなら、歩けばいい。歩けないなら、泳げばいい。なんにせよ、前に進み続ければいい。
02.
臆病者はこう質問する。それは安全か?考えない者はこう質問する。それは賢明か?うぬぼれ屋はこう質問する。評判はいいのか?しかし、良心はこう質問する。それは正しいのか?保身や便宜上、または人気を得るためでもなく、その役割を担うべきときがやってくる。正しいと思ったなら、立ち上がらなければいけない。
03.
科学は人の知識となり、力となる。信仰は人の知恵となり、理性となる。科学は事実であり、信仰は価値である。このふたつが対立することはない。
04.
私たちは兄弟のように共に生きる術を学ばなければいけない。さもなくば、共に死ぬ愚か者になるだけだ。
05.
親しい関係を築けない理由は、お互いを恐れているから。なぜ恐いのか、それは相手のことを知らないから。コミュニケーションが足りていない証拠だ。
06.
あなたの夢を邪魔する権利を持つ人間など、誰一人としていやしない。
07.
信頼とは、その第一歩を踏み出すこと。たとえそれが、先が見えない階段だったとしても。
08.
問題に対して声をあげなくなったとき、人生は終わりへと向かいはじめる。
09.
最後に思い出すのは、敵の言葉ではなく、友人の沈黙だ。
10.
闇は、闇では払えない。それができるのは光だけだ。憎しみは、憎しみでは拭えない。だが愛ならできる。
11.
相手が誰であろうと、彼を憎むような自分を生んではいけない。
12.
私は愛を貫くと決めた。憎しみは背負うものが多すぎる。
13.
偽りのない無知と良心的な愚かさ。それ以上に危険なものはない。
14.
便利で快適な環境に立っているかどうかで、人は計れない。それよりも、挑戦と議論を何度も必要とする場所に立っているかどうかだ。
15.
知性と性格を兼ね備えることこそ、教育における真のゴールだ。
16.
私たちは、分別のある平和な社会を探し求め、見届けなければいけない。
17.
誰でも素晴らしい人になれる、なぜならば誰にでもその役割を担えるのだから。そのために大学の学位は必要ない。主語と動詞の一致も必要ない。必要なのは品格に満ちた心と、愛によって生まれた魂のみである。
18.
許しは、気まぐれにするものではない。絶え間ないものだ。
19.
自分の幸せは、探していない人ほど見つけられるものだ。探している人は、もっとも確実な方法である「誰かの幸せを探す」ことを忘れているのだから。
20.
どんな場所にある不正も、あらゆる場所の公正さへの脅威だ。
21.
もし「清掃人」を担うなら、ミケランジェロの彫刻、ベートーヴェンの楽曲、シェイクスピアの戯曲のように、いい仕事をしなければいけない。天国に行っても、「偉大な清掃人がここに住んでいた」と地上で言われようになりなさい。