現代社会を風刺した「イラスト10枚」。その意味を考えさせられる・・・
Igor Morski(イゴール・モルスキー)は、現代社会を風刺した多数のイラストを発表しているポーランドのアーティスト。温暖化や監視社会、まるで何かに操られるかのような生活を送る人類──。誰にとっても他人事ではない事象を見事に表現しています。
彼自身は一つひとつのイラストに対して多くを語ることはありません。ここでは、米メディア「boredpanda」の記事に寄せられたコメントや感想などと一緒にご紹介していきましょう。ぜひ「どんな意味があるんだろう?」と想像しながら読み進めてみてください。
01.
「私の母もシングルマザーだから、とても考えさせられるわ」
「夫婦の進むべき方向が逆になったっていう意味じゃないかな?」
「父親はすでに死んでしまって、それでも家族を支えている、とか」
02.
「地球温暖化は、自ら招いているんだ」
「一部の人間が、地球を壊そうとしているっていう意味だろ?」
「資本主義的な欲求がすべてを燃やしてしまう」
03.
「男らしく成長しろ、ってなんだろうね?疑問を感じるよ」
「社会に決められた“大人のカタチ”にしか成長できないのさ」
「親の期待に束縛されているんだろうな」
04.
「スマホを使っているのか、使われているのか」
「技術の奴隷になってしまっている」
「朝のアラームはこんな気分よ」
05.
「文明は労働者を犠牲にして成り立っているんだ」
「社会の基盤が侵食されている」
「持続不可能な社会だね」
06.
「複雑になりすぎた脳」
「眠ろうとする時に限って、こんな感じになるわ」
「なぜ僕が時間通りに仕事を終わらせられないか説明してくれている」
07.
「時間に操られている」
「この男は時間を取り戻そうとしているようにも見える」
「死ぬまで走り続ける、働き続けるってことか」
08.
「老化というマントの下には、美しい知恵がある」
「私たちが耳を傾けないから、知恵は閉じ込められている」
「知恵は老人たちに封印されてしまった」
09.
「いつだって見られている監視社会」
「国家や政府にいつも監視されているんだ」
「ゴキブリの数と同じくらいの監視カメラの数」
10.
「成長できるのは、自然の中だけ」
「人類はすべての自然に侵食しているっていう意味では?」
「自然は母なる存在」
人によっては解釈が異なるものもあり、まさに「考えさせられる」風刺イラスト。
あなたはどう思いましたか?