死後の世界を描いた「17枚のイラスト」に考えさせられる・・・
死んだあとってどうなるの?と聞かれるといくつか思い浮かぶイメージはありますよね。たとえば、天国とか地獄とか。しかし、ここで紹介するRamin Nazerさんは、なんと17もの可能性をイラストにしちゃいました。
こんな考え方もあるのか!と考え込んじゃいますね。
01.
完全な無になる
これが一番無難で理にかなった答えでしょう。わたし達の知る限り、意識は脳内の電気信号でしかありません。酸素が脳に行き渡らなくなったら、もうそれはあなたではなくなるということ。
体も、意思も、感情もない状態です。
02.
天国の扉をたたく
終わりなき至福のとき。地球上で暮らしているときの短い期間で、自分の運命が決まるとは不思議なものですが、ここに辿り着くなら、文句はありません。そこにはなんでもあります。
03.
地獄の業火に焼かれる
無限大の苦しみを永久に味わい続けます。日頃の行いが悪すぎれば、地獄行き決定。もうここからは出られません。
04.
あの世とこの世の狭間
退屈と忘却の空間へ
あるのは自分と何もない巨大な空間だけ。煉獄では、退屈することなどありませんが、ここでは只々退屈です。
05.
幽霊になって
人間にイタズラする
体はなくとも、まだこの世に魂が残っている状態。大抵は古びた家などに住み、人々を驚かせて過ごします。
06.
生まれ変わる
人、動物、モノなどに輪廻転生します。人は永遠に何か別のものに生まれ変わり続けます。
07.
宇宙と融合
最後の瞬間、コスモ(宇宙の秩序)の一部になり、永遠に生き続けます。
08.
目が覚める(夢オチ)
ぜんぶ夢だった!とハッとして、新しい自分として生きていきます。前の人生をとてもリアルに感じるのですが、前世の記憶は少しずつなくなっていきます。
09.
同じ人生をもう一度
また同じ自分として生まれますが、前の人生の記憶はありません。世界は膨張と収縮を繰り返しており、もう一度広がる際にすべての経験をリピートすることに。
同じイベント、考え、決断、経験をしますが、前世の行動は時々デジャブとして現れます。心当たりありませんか?
10.
強くてニューゲーム
同じ自分の人生を繰り返しますが、前世の記憶がすべてあります。映画『恋はデジャ・ブ』や、ゲーム『クロノトリガー』などとルールは同じ。
自分の欲求を追い求めることに疲れたとき、本当の幸せはいまを生きることであり、誰かを大切に想うことだと気付きます。
11.
シミュレーションだった
自分の人生やこれまで作ってきたあらゆるものは、すべて自分の考えが生み出したもの。世界は存在せず、自我しかありません。
12.
子どもの頭のなかに引っ越す
子どもはあなたの存在に気づけませんが、あなたは頭の中でその人生を傍観しています。行動の決定権はありません。そして、孫、ひ孫へと代々引き継がれていきます。
13.
ドッキリ成功!
サプライズパーティでした!とみんなに迎えられます。次はどうなるのでしょう?次はあなたが企画側です。
14.
4次元世界にいく
これまで暮らしていた3次元の世界から4次元へと移動します。そこでは胎児から亡くなるまでの自分が蛇のように連なっており、人生で起きたすべての物事を一斉に経験しています。
15.
言語化不可能な世界
「宇宙は、わたし達が考えているほど変じゃない。わたし達が考えうることよりは変だけど」ーテレンス・マッケナ
自然界の法則では説明できない状態があります。自分の目で見たものを言い表せないようなことが起こります。
16.
永遠に死なない
今まで死んだことはないし、今も死んでいません。これからも死ぬことはありません。技術の進歩は急速に進んでいます。意識がクラウドにアップロードされ、神としてブラックホールの中で生き続けます。もっと早くに生まれていたら、忘れることもできたでしょう。でも、もう手遅れなんです。
17.
あるのは今だけ。
これまで書いた死後の世界観は、真実でも虚偽でもありません。あなたは既に死んでいますし、永遠に生き続けてもいます。過去や未来が存在したことはありません。あるのは今この瞬間だけなんです。
もしそうだとしたらーーと想像するといろいろ考えちゃいますね!その他の作品はコチラから。
Licensed material used with permission by Ramin Nazer.
※本記事では、一部誤りがあったため訂正を加えております。2016/11/21 10:20.