世界各国の「比喩表現」をイラストにしてみた
世界のさまざまな言語には、日本語と同じように「比喩」が存在しています。それぞれの国で独自の表現をするため、よその国の人が聞くと「ナニソレ?」となるのは当然のこと。では、各国の比喩を英語に置き換えてみたら…。
こんなトライをイラストレーターPaul Blowがユーモラスな絵を添えて紹介しています。たとえば…私たちのよく知る、あの比喩からスタートしていきましょう。
01.
ほっぺたが落ちそう!
言わずもがなですが…
(美味しいものを食べたときのたとえ)
02.
キュウリみたいに冷たい
イギリス
(落ち着いてリラックスすることのたとえ)
03.
ニワトリに歯
フランス
(そんなの絶対アリエナイ!ことのたとえ)
04.
ラクダを飲み込む
ノルウェー
(我を折る。人の意見に従うことのたとえ)
05.
誰かにクマを背負わせる
ドイツ
(誰かを困惑・混乱させることのたとえ)
06.
ラマダン明けは玉ねぎから
アラブ諸国
(断食明けは、思っているよりも食べられないことのたとえ)
07.
歯に髪の毛がついてる
オランダ
(出しゃばりな人のたとえ)
08.
波乗りは
小エビのサンドイッチで
スウェーデン
(お気楽人生を送っていることのたとえ)
09.
すべてのドーナツに
穴が空いているワケじゃない
イタリア
(物ごとはいつも思い通りに行くとは限らないことのたとえ)
10.
ホットドッグの最後にレーズン
アイスランド
(結末に大どんでん返しのたとえ)
11.
ランチの後のマスタード
ポーランド
(後の祭り。コトが起こった後でなんだかんだ言っても遅すぎることのたとえ)
各国の表現を一旦英語におこし、それをさらに日本語へと変換するものだから、ややこしさが倍増してしまったかも?ちなみに、お気に入りは「ラクダを飲み込む」かな。我を折るってことの苦々しさが、ビジュアルからも伝わってくるようで。
Licensed material used with permission by Paul Blow