20代後半の「クオーターライフ・クライシス」に直面したあなたに、3つのアドバイス
仕事に没頭して、気がついたら今日も深夜…。やりがいを感じることもあるけど「私の人生ってこのままで良いのかな?」と思うことだってありますよね。
そんな「クオーターライフ・クライシス」を迎える20代後半の女性に向けて「Elite Daily」の寄稿ライター、Kayla Zilchさんがメッセージを贈ります。
01.
あなたの選んだ道の先で
「運命」は待っている
こんな文章を書くくらいだから、「ポジティブな人間だ」って思われることが多いんだけど、全然そうじゃないの。何かひとつのことに「YES」って言う間に、何万回も「NO」って言ってる。
専攻を決めるときも、仕事をはじめるときも、誰かと付き合いはじめるときもそう。何かにコミットするって、すごく居心地が悪い。だって、人生何が起きるかわからないし、そんなに長期的なビジョンで物事を考えるなんて、全然現実的じゃないんだもの。
でも、たとえそうだとしても運命ってあると思う。私が出会うべきものは、ちゃんと私のことを待っていてくれる。焦らなくてもいい。大切なのは、そうなったときに、ちゃんと運命の扉を開けるように心の準備をしておくこと。
「一体何が正しいんだろう?」なんて考えるのは、とっても大変。迷ったときは、正しい道を選ぼうとしなくてもいいの。間違っていると思う道にさえ進まなければ、自然と行くべき場所に辿り着けるわ。
02.
選ばれなくても、負けじゃない
自分の可能性を手に入れる
彼氏ができたとか、昇進したとか、あるいは新しい仕事が見つかったとか…。そういうとき、普通は喜ぶものよね。もちろん、私もそう。でも、心のどこかでこうも思ってる。
「あぁ、ここで終わりなんだ」って。
何かを手にいれることは、素晴らしいことのようでもあるけれど、それまで開かれていたありとあらゆる可能性が閉ざされてしまうことでもある。それってとても怖いことだとも思うの。
大切なのは、自分にぴったりのところにちゃんと収まること。自分が選ばれず、他の誰かが選ばれたとしたら、それは自分には合っていなかったのよ。これは負け惜しみでもなんでもなくて、ひとつの真実よ。
世の中には、星の数ほどの仕事がある。さっきも言ったけど、運命はちゃんとあなたを待ってくれている。だから他の人の成功は祝福して、自分の進むべき方向を見据えること。
03.
私が死んでも地球は回る
成功も失敗も、巡り合わせ
「何ひとつ思い通りにならない」。そんな気持ちになることもあるわよね。でもよくよく考えてみてほしいの。これまでの人生で、思い通りになったことなんてあったかしら。
何もしなくたって、時間は過ぎていく。自分のものなのに、心臓は勝手に動いている。人生っていうのはそういうもの。私たちの努力とはお構いなしに、どんどん進んでいってしまう。
だから成功も失敗も、どちらも自分だけが引き起こしたものじゃない。いろいろな巡り合わせの結果、たまたまそうなっただけ。
最善を尽くして失敗することも、思いがけない成功を手にすることも、どちらもごくごく自然なこと。大事なのは、成功しても失敗しても自分の価値は変わらないってこと。
確かに今日私が死んだって、地球は回り続けるわ。でも、私はまだ地球上にいて、一緒に回っている。自分は自分。それを忘れなければ、きっと大丈夫。