押しつぶされる前に試してほしい「ストレスとの正しい付き合い方」
「ストレス」を甘くみてはいけません。なぜなら、日々の生活や人生を狂わせてしまうほどの負の威力を持っていると言われているからです。
極度のストレスや不安に駆られたときは、セラピーで治療するという選択肢もありますが、それ以外にも対処する方法は存在します。ここでは、Elliot Caleriaさんが「Elite Daily」でまとめていた、日々の習慣のなかで出来るストレス軽減法を紹介したいと思います。
01.
まずは「原因」を
突き止める
どのような近況が、あなたにストレスを与えているでしょうか。さまざまなことがストレスの原因になり得ますが、それは仕事、家族、交友関係などから、意外と些細なことである可能性もあります。
たとえば、最近引っ越しなどを経験しましたか? 新しい職場に馴染めない感覚がありますか? 大事な人を亡くしましたか? 結婚、または離婚などありましたか?
このような状況は、ストレスレベルに大きく影響させます。自分の「今いる状況」を冷静に思い浮かべることで、本当にストレスの原因が見えてくるでしょう。
02.
「兆候」をスルーしない
ストレスが高まってきたとしても、そのサインや反応には個人差があります。でもそれを自分で理解しておけば、大事になる一歩手前で軽減できます。たとえば、ある人は怒ったり、ある人は集中力が落ちたり、ある人はより一層不安に駆られて落ち込んだりします。
ストレスはそういった精神的な変化のみならず、身体的な兆候でも現れます。
それは、腰痛や頭痛がひどくなったり、胃腸が弱くなったり、不眠になったりと、健康にも影響を及ぼします。手遅れになる前にその兆候に気づくことができれば、その後の自分に対してのケアもできるでしょう。
03.
ストレス発散方法を
見直してみる
あなたは、ストレスを発散させるために、どのようなことをしていますか?
たまには、今までとは違う「発散方法」を探してみてはいかがでしょう。たとえば、お酒やタバコの量が増えていませんか? 暴飲暴食や爆買いなどをしていませんか?
どんな方法であれストレス軽減は良いことなのですが、そのあとの影響を見直してみることも重要です。他のストレス発散方法がないか、試してみてもいいと思いますよ。
04.
限度を超えたら遠慮なく
「NO」と言う
「YES」と受け入れることによって、円滑な人間関係を築き上げられるようになるかもしれません。でも、あまりに献身的になり過ぎるのも問題です。
「YES」と受け入れすぎて、抱えていることがこなせなくなり、何もかもうまくいかなくなることだってあります。それによってさらに落ち込み、鬱になってしまうことも。
もっとシンプルに過ごしましょう。やれることはやり、やれないことはやれないと、自分の限度を知り、その為にも「NO」と言えることも必要だと理解してください。
05.
予定を立てて
優先順位を決める
その日に一番大事なことは何か、やらなきゃいけないことは何か、と考えてみましょう。リスト化し、そこから優先順位を決めてみましょう。
あることはリストから外れるかもしれませんが、それでも大丈夫です。ストレスを軽減させるためには取捨選択をし、必要最低限のことをこなしていくことに切り替えるのも重要です。
06.
リラックスできる
時間をつくる
リラックスの時間と、さらに自分が楽しめる時間もつくってみましょう。忙しい毎日のなかで実践するのはなかなかハードですが、とても大事なことです。
旅行ができないなら、映画を観たり、本を読んだり、また音楽を聞いたりと、すぐにできるリラックス方法もあります。
また深呼吸をする運動や瞑想するのもストレス発散になるだけではなく、ネガティブな気持ちを取っ払うこともできます。自分がリラックスできる時間をちゃんとつくりましょう。
07.
定期的に運動をする
散歩、自転車、またはジムに通うなどの定期的な運動は、ストレス軽減にとても効果的だと言われています。
だいたい映画1本分の時間、1〜2時間半を週に1度、運動にあてると良いでしょう。それは健康でいられることだけではなく、あなたの気分も上げてくれるようになります。
ストレス社会のなかで…
現代の生活において、ストレスや不安から完全に逃げ切ることは難しいもの。だからこそ、自分から日々の過ごし方を変えることで、少しは気持ちが収まったりと、様々な変化が生まれます。
ストレス社会のなかで生きている以上、どのようにストレスと向き合うか、が私たちの日々の課題になっていると言えるでしょう。