本当の恋に落ちたとき、あなたのカラダには「異変」が起きる。
「今まではなかなか『彼一筋!』って思えなかったんだけど、今の旦那と出会ってから全てが変わったんです」と「Elite Daily」の Anjali Sareen Nowakowski氏。旦那と順調な生活を送る彼女は、本当の恋に落ちるとカラダに異変が起きると話します。
彼と一緒にいる時に「あれ、普段の私とちがう?」と感じるのなら、それは恋すべき相手である証拠なのだとか。彼女の持論を紹介。
01.
ドキドキ感と安心感を
なぜか同時に感じる
不思議なことに、旦那といると「ドキドキ」と「安心」という両極端の感情が湧きます。過去にこういう感覚ってなかったんですが、彼といると体はリラックスしているのに、心は常にときめいているんです。
興奮はアドレナリン、安らぎはエンドルフィンの仕業なんだとか。これ、どちらも恋をすると分泌されるもの。つまり、アドレナリンの分泌が多ければワクワク感が強く、エンドルフィンの分泌が多ければ安心感がより強調されるということ。
相反する感情がどちらも感じられる。恋って、不思議です。
02.
彼と一緒にいることが
クスリみたいにクセになる
彼に信じられないほど夢中になってしまうのは、いわば恋の副作用。
だって彼とのツーショット写真を見るだけで、コカインを吸うときと同じ脳の部分が活性化されると言うのだから、彼に中毒になってしまうのも無理ないのかも。
さらには付き合いたてのラブラブな時期には、セロトニンの分泌も減ると言います。するとストレスホルモンの分泌が増加するため、とある研究によれば「恋愛の初期段階では、煩わしさや、狂うほどの心配」を感じてしまうのだそう。
Love + CoのクリエーターであるAlyssa Bunnさんはこう言います。
「本当の恋とは、『クスリ』をやっているのと同じようなもの。ドーパミン、オキシトシン、バソプレシンの量がいつになく多く分泌される上、恐怖を感じるへんとう体の反応が鈍るんです」
つまり常に一緒にいたいと思うのは、判断力が低下しているストーカーだからではなく、相手に夢中なだけと思ってOK。
03.
つねに彼に触れたくて
しょうがなくなる
元彼と付き合っている時には「精神的に弱っている人ほどイチャイチャしたがるものよ」と伝えて、あまり触れ合わなくてもいいように逃げていました。
でも今の旦那とは、イチャイチャしたくてしょうがないんです。以前までは自分のスペースがないと嫌だったのに、今となっては彼が椅子に座ると、自然と彼の膝の上に座ってしまいます。彼がベッドに寝っ転がると、自分の足を彼のものに絡ませてしまうし、彼の隣りに立てば二人の間は5センチにも及びません。
…なんて盛りすぎたかもしれませんが、同じようにしたがる女性はきっと私だけじゃないはず。愛するパートナーとキスをしたり、イチャイチャしたりするとオキシトシン(通称「ラブ・ホルモン」)が分泌されます。すると、パートナーへの愛が深まり、できるだけ相手に近づきたいと思うのです。
「イチャイチャしすぎ!」と怒られたら、「ラブ・ホルモン」のせいにするのも一つの手ですよ。
04.
彼の前でだけは
つい噛み噛みになる
旦那と一緒にいる時に限って頭の中がグチャグチャ、口に出す言葉は噛み噛み…なんてことが、今でもたまにあるんです。
でもこれは自分のせいではなく、愛のせい。なんせ恋に夢中な時は一時的に認知能力が下がるって言いますからね。すると意味不明なことを口走ったり、変な行動に出たりしてしまうのです。パートナーの前では、何だかいつもヘマしているように感じるのなら、それは愛が溢すぎて脳を100%使えていないサイン。
口が回らないことが彼への愛を物語るだなんて、不思議ですよね。
05.
パートナーの匂いに
無条件に惹かれる
私もつい、旦那を匂いを嗅ぎすぎてしまう傾向にあります(だっていい匂いがするんだもの)。でも、これに共感できる人はたくさんいるはず。
どうやらパートナーの匂いに惹かれるのは、子孫を残すための本能みたい。進化論によると、異なったMHC構造を持つ相手との間に生まれた子どものほうが、健康的な免疫システムを持って生まれるのだそう。だから彼の匂いに惹かれるのなら、生理学的にも相性がいいと思ってOKでしょう。
愛するパートナーと一緒にいると、体は普段とは異なる反応を引き起こしてしまうもの。だから恋をしていると、自分にも理解不能な行動に出てしまいます。でもこれはあなたがおかしいのではなく、相手が好きで好きでしょうがないだけなので、安心してくださいね。