男性に「手放したくない!」と思わせる女性が、気をつけていること
ようやく彼氏ができた、でも、なぜだかいつもうまくいかない。そんな悩みを抱えているのは、当然ながら日本の女性だけではないわけで。
「Elite Daily」のライター・Alison Segelさんは、「どうすれば長続きできるの?」という疑問を恋愛アドバイザーのMonica Parikhさんへ相談。すると、良かれと思ってやっていたことも、ネガティブに働いていたことに気づくのでした。
01.
パートナーに
尽くしすぎない
デートを楽しんで、幸せなひとときを過ごす。彼女に求められる役割は、たったこれだけです。行動の一つひとつに口を出す母親のような存在は、恋愛には求められません。
恋愛アドバイザーのParikhさんはこう語ります。
「多くの女性は尽くしたがります。メールからデートの計画、夕飯の支度、片付け…気づいたら二人で出来ることのうち、90%を彼女がこなしていることも。
でも『尽くしすぎ』は、嫌悪感を生む恐れがあります。それでは本末転倒です」
自分の思うように恋愛が進まないと、無理に頑張りすぎちゃうこともあるでしょう。でも、そんなときこそParikhさんのアドバイスを思い出すこと。
「時にはパートナーは放っておいて、自分が楽しむことを第一に考えましょう。男性とは、放置されてはじめて尽くす生き物なのです」
02.
自分の「好き」を
おろそかにしない
友人関係でも職場関係でも、自分をきちんと保てる人ほど素敵な関係を手にしています。Parikhさんはこう語ります。
「恋愛をすると、自分を捨てて相手に合わせてしまう女性をよく目にします。しかし恋愛をするときほど『これは譲れない』という基準を持っておくのが鍵なのです」
彼女曰く、この「基準」をおろそかにすることで、関係が崩れてしまうこともあるのだそう。そもそも、男性は何を恋愛に求めているのでしょうか?
「男性が魅力を感じるのは、自分のことを大事にしていて自信のある女性です。アスリートから医者、CEOまで色んな男性を見てきましたが、彼らは自分の価値を知っている女性に惹かれる傾向にあります」
自分の基準を大切にし、常に磨きをかけている女性こそが魅力的なのです。髪色を変えたり、新しい服を試すことでは心は動かせません。必要なのは、芯の強さです。
03.
彼のダメな行動を
見て見ぬふりしない
「ダメな行動を見逃すのは、絶対にいけないことです。それをよしとしてしまうと、彼らの良い面も台無しになってしまいます」
だからいいことは褒めてあげて、嫌なことは嫌と伝えること。
「自分の許容範囲を決めておくことです。優しかったから、セックスが良かったからといって、無礼な態度を水に流してはいけません」
04.
セックスが最高だから
うまくいくとは思わない
「ネットで簡単に異性と出会える今、1、2回目のデートでセックスなんてこともありえるでしょう。遊びたいだけなら(そしてそれに伴う傷を心得ているのなら)、早い段階でセックスをしても問題ありません」
でも相性がいいからって、いい恋愛に発展するとは言い切れません。長く続く関係を育みたいのなら、セックスは待ったほうがいいかも。
「セックスをすると、体から『ハッピーホルモン』が放出されます。すると恋愛に適しているかどうか、合理的な判断が下せなくなってしまうのです」
自分の価値を相手にちゃんと伝えたいのなら、正式に付き合ってからセックスに踏み込むこと。そこまで待てないとしても、せめて性格を知った上で「この人がいい」と思えるまでは忍耐強くいることです。
「それに簡単に体を許さないことは、大切に扱われたいと言っているのと同じこと。これは重要なメッセージですよ」
05.
面と向かって話し合うことを
避けない
私もけんかをするのは苦手なほうです。だから元彼と付き合っていたとき、彼の部屋で知らない女性の服をチラホラ目にしていたにも関わらず、一年ほど突きつけることができませんでした。そしてようやく彼の浮気が発覚したときは「やっぱり」と納得するほかありませんでした。
「女性は往々にして、問い詰めることが苦手です。でもこれって、とても危ないこと。いつまで経ってもモヤモヤしてしまうからです。
それに腹を割って話さないと、価値観を共有することもできません。価値観をすり合わせることは、長い関係を続けていく上で大切なこと。だからたくさん質問しましょう。子どもが欲しいかどうか、経済面、宗教、精神状態について。お互い分かり合えているかどうかを確認しましょう」
ちゃんとコミュニケーションがとれていない相手と恋愛をするのは、不可能に近いこと。気になることがあるのなら、ストレートに聞いてしまいましょう。質問は、仲を深めるのに最適な方法なのですから。
「価値観が合わず結婚が見えない恋愛は、早めに終えておいたほうが吉ですよ」